2013年05月

2013年05月30日

里へ

梅雨に入る前にと・・里畑に行って来た記録


しばらく来てなかったので、どれだけ草が伸びているか見当もつかなかったが、
案外、たいしたことはなかった。

ざっと見て・・これは2時間コースかなと思った。

同級生が作ってくれたアルミのテーブルが大活躍♪

カセットコンロでお湯を沸かし、その間、携帯ミルで珈琲豆を挽き、
ゆっくりと淹れた珈琲を、空の下で飲む。
そんな草取りは楽しかった。


草一面の里畑






















おもしろいほど楽チンにずるずると抜ける草・・
やはり、前回来た時に丁寧に草取りしたおかげなのね。

草の中から顔を出すジャガイモや玉葱が愛おしかった(笑)


草取り後の里畑






















たぶん、えんどう豆だと思うけれど・・
硬くなっちゃってるヨ(汗)

遅かったなぁと意気消沈した。

ところがびっくり!
なんと!鞘を剥くと綺麗な豆が・・・・・・・

さやえんどう豆って、早い時期は鞘ごと食べて、
おっきくなってしまったのは"グリンピース"になるの??
これじゃ、豆ご飯が出来ちゃうじゃないかと小躍りする。


えんどう豆























収穫

紫玉葱・子ジャガ・えんどう豆・のびる・蕗


今日の収穫


























晩酌


ジャガイモを掘るには早いけれど・・元気のない苗があったので掘って収穫した子ジャガ。

シンプルに、オリーブオイルと塩で炒め、蓋をして蒸し煮。
最後に醤油を回した。

くぅ〜と声に出したほど美味しかった。


子ジャガ煮(オリーブオイル&塩&醤油)






















剥いた豆は可愛くて綺麗だった☆


鞘を剥いたえんどう豆























そのまま食べられそうな"絹さや"は、炒めることにした。

余計なことはせず、オリーブオイルと塩でサッと炒めて黒胡椒ガリガリ。

豆の味が濃いんですよ・・・
こんなの食べたことない人っているだろうなぁ・・
こういうの食べるとね・・肉や魚はいらないんですよ・・
ホント、そう思った。


オリーブオイル&塩&胡椒で炒めたえんどう豆























豆ご飯

軽い塩だけで羽釜で炊いた。

豆は、しっかりと形を留めているので・・硬いかなぁと思った。
しかし、とても柔らかいのに驚いた。
豆が崩れた豆ご飯も大好きなんだけど、口の中で潰れる豆ご飯も素晴らしい。


豆ご飯






















えんどう豆の味噌汁


えんどう豆の味噌汁


























里畑は、何のタネを撒いたのかも忘れ・・
行ってみて何が出来ているのかというような現状。

大地って凄いね・・・


「ありがたいなぁ〜」 ・・という言葉しか出てこなかったオヤジ晩酌

at 07:46|PermalinkComments(21)里の山畑 

2013年05月25日

個性的な男

転送されてきた葉書は、友人の個展の案内状だった。

新作家具の写真の余白に、「また一年生きのびてしまった」 とある。


(あ、そうだった・・転居したこと言ってなかったわ・・)

絵葉書を選び、引っ越したことのお知らせを書いた。
「同じ県になったから、今度は近いよ、個展は行くよ」・・と書いて投函した。



彼は、ヨーロッパへ貧乏旅行の途中、
インドに居ついてしまい、なんと、7年間もインドで暮らしていた。

今は・・ひとり、山の中の工房兼住居で家具を作って生活してる。

アタシの男友達の中で一番古いつきあいで、
気が向くとぶらっと出かけ、彼の手料理でお酒を飲み、
とりたてて話すこともなく、ぼぉ〜っと山の空気に浸りながら、
眠くなったら、彼のベットを提供されて眠る・・という、実に不思議な付き合いだ。
もちろん、恋人でもなければ、逢いたくてたまらなくなるというような男でもない。

それじゃぁ、なぜ行くのかといえば・・
心が回帰するから。







今日は朝から寒かったが、出かけることにした。
ワイン2本と珈琲豆を手土産に家を出る。



山道をくねくね登り・・約1時間で着いた。

本当にここに来るだけで癒されるなぁ・・・

しかし、ここまで山奥に入るとさすがに寒かった。


マイナスイオンが溢れる家




















薪























玄関


薪2






















玄関のドアの取っ手が彼らしい(笑)


玄関ドア






















意外と・・花が好きなのよね・・


玄関の花






















工房の中は、薪ストーブが焚いてあり暖かかった。

相次いで訪ねてくるお客さんに、丁寧に珈琲を入れているこの男が・・
TAKAさん

TAKAさん
























点々と新作の家具が置いてあった。

先客がいて、家具を丁寧に見て回っていた。
買いそうな気配だったので、アタシまでドキドキと嬉しくなる。


工房























工房2





















家具が売れてお金が入ると木を買いに旅に出るんだと言っていた。

オドメーターは26万キロの大きなバンに乗り、
車の中で寝起きして、七輪でご飯を作り、お風呂は土地の公共浴場だそう。


たくさんの木が寝かせてある。


寝かせてある木























作品4





















作品3






















時計が掛けてある所・・奥に見えるドアの向こうが、彼の寝室。
8帖ほどあり、ベット・机・箪笥・冷蔵庫がある。


作品5





















左側の棚は、段違いの扉が可動式で気に入ったが・・・
家に置くスペースもないのであきらめた。


作品


























彼の作品は、台所の長椅子や、小さな丸テーブルなど何点か持っている。
フードバスケットは誕生日に「これやるよ」ともらったし、
クリスマスには、書類ケースをプレゼントしてくれたっけ・・

去年、突然行った時は、小さな"まな板"と、"バケット専用まな板"を二つくれた。
それが、使ってみて驚いたのよね・・
刃当たりが柔らかくて、軽くて使いやすく、洗って即乾くのよ。


家具は年々、シンプルになっているように思った。

しかし、家具を黙々と作り続けて食べていけるのだからたいしたもんだと感嘆する。


作品2

























形が面白い"まな板"があった。1000円の値札が付いていた・・
パンを切る時に使い勝手よさそうだったので欲しくなったが、
「持っていけよ」と言うに決まってるので、黙ってバックに入れた。


夕方になり、最後のお客が帰ると・・
「さぁ、打ち上げしようぜ!」と、えびす麦酒を持って来た。


アタシは車だから飲めないよと言うと、なんだ、泊まっていけないのかと・・
自分のグラスに満たし、
アタシには人参ジュースを持って来てくれた。


彼は、暴風雨以外はテラスで食事する。

これは工房の中から撮った写真だけど、波板の屋根がかかった広いデッキがある。
写真を撮り損ねたのが悔やまれるが、テーブルと椅子が置いてある。


家























デッキから階段を二段ほど下りた所は、台所。
土間になってる。

水道はないし、ガスもない。
電気は来ているが、裸電球が一つ吊り下げられているだけ。
もちろんテレビもラジオもない。
古ぼけたカセットデッキがあるだけ。
電話はあるが、パソコンも携帯電話もない。
井戸はあるが、最近、水が濁るらしい・・
水は、近くの公園の水道で汲んでくると言っていた。

彼は、七輪で玄米を炊き、おかずも手際よく作り上げる。


台所





















アタシがなかなか泊まる気になれないわけは・・
この台所で料理を上手く作れない事と、
トイレが外にあり、電気が来てないので・・
懐中電灯を首からぶらさげて用を足さねばならないこと・・かな(爆)







「それじゃぁ又来るね」・・と、席を立ったアタシに、
「ちょっと待てよ」と、奥に入った彼・・

「これ、うまいんだぜ」・・と、サバ缶を三つ渡された。

そして・・
珈琲カップの下に置いた千円札に目を留めた彼は、ふんと言う表情をした。





サバ缶

サバ缶
























まな板


まな板























ふと、心に感じたことがある。

肩の力が抜けていて、自然体で生きている人は案外いるのよね。
しかし、コツコツと同じ事を繰り返し積み上げて、研鑽して、
多くを語らず・・人に頼らず・・
自分の道を明るく歩いている人は、なかなかいないかもしれない。

そうだった・・TAKAさんに逢いたくなるのは・・きっと・・そこだった。

at 20:48|PermalinkComments(20)友人 

2013年05月21日

蒸篭フル稼働

名人の奥様から頂いた蒸篭がフル稼働している。

やっぱり置き場所なのよね・・
仕舞い込んだら使う頻度は低かったと思う。

換気扇上が、蒸篭の居場所なのよ(笑)

換気扇フードは、なぜか頑丈な張り出し部分だったので、
前の家で使っていたレンジや冷蔵庫の上に置く網棚がジャストフィットだった。
脚にゴムをはいてるでしょ・・安定して動かないの。


換気扇の上


























市内に住む従姉が、たくさんのもち米を持ってきてくれたので、
前々から作りたかった"中華おこわ"を試作してみた。

ネット検索でいろいろなレシピを見たけれど・・
結局は、勘頼りの自己流で行くことにした。

(まぁ、第一回目なんだから・・気を張らずに) 
・・と、材料は家にあるものだけで作ることにした。

それが・・とっても美味しく、アタシらしい味加減になったので、
忘れないように記録しておこうと思う。




笑っちゃうような材料なんだけど・・

※ 干し貝柱(酒に浸して半日ほど)
※ 干し椎茸(水に浸して冷蔵庫で一日かけてゆっくり戻すとエグミが出ない)
※ 人参
※ 今日来た野菜の根っこ(小松菜・青梗菜)
※ 油揚げ


具を煮る時の調味料

※ 昆布水
※ 貝柱を戻した酒
※ 干し椎茸の戻し汁
※ 醤油
※ 塩
※ 鰹節
※ 胡麻油



半日ほど水に浸したもち米を、笊に取り、30分位置いて水をよく切る。

酒に浸しておいた干し貝柱を、生のもち米の上にばらして乗せる。
(今回上手くいったのは、多分、ここがポイントなのかもしれないなぁ・・)



干し貝柱を乗せて・・























蒸気が上がったら強火で30分蒸す。

この間に具を煮る。
小さなソースパンを使ったので、水分は1カップ半くらいだったように思う。
短時間で、人参が煮崩れないようにサッと煮る方がよいように思うわ・・
最後に、鰹節を入れ、胡麻油少々を回した。


大きなボウルに、蒸し上がったもち米を入れ、具と汁を入れ、混ぜる。
不思議ねぇ・・もち米が汁気を全部、吸ってしまったわ・・・

こんな上手くいくとは思ってなかったので、写真は撮らなかった(爆)


再び、蒸篭に戻して・・5分位蒸して出来上がり☆

べちゃっとならずに、すごくいい感じに出来た・・・


出来たー♪






















言葉にならないくらい・・・おいしいヨ・・・・・・


中華おこわ























雨の合間に採った"ミョウガタケ" 

香りを邪魔しないように、鰹節はかけず・・醤油だけで食す。


ミョウガタケおひたし























最近思うのよね・・

食材をよく選び、
丁寧に最後まで余すところなく料理に生かし、
旬のものを見過ごさない

そんな台所が、幸せな暮らしかもしれない・・って。

at 22:06|PermalinkComments(8)キッチンラボ ノーム 

2013年05月19日

生おからでツナサンド

仕事帰りの道々・・ぼぉーっと車を走らせていたら・・
面白そうな豆腐屋があった。


豆腐屋






















店に入ると、なるほど美味しそうな豆腐が並ぶ。

ざる豆腐を買い、ついでに"生おから"も買ってみた。

店主の説明では・・
とびきりのオリーブオイルと塩、胡椒だけで、そのまま食べるとうまいらしい。


ふと・・仕事仲間の料理好きなイタリア人が言ってたレシピを思い出した。

「おから、バカにしたらダメヨ、
 ツナ缶をオイルごと入れて、マヨネーズ入れて塩胡椒、素晴らしいツナサンドできるよ」



やってみました☆

色が黒っぽいのは、黒大豆の生おから だからなの。

味見をしてびっくり!!

おからの食感はナシ、味も香りもツナそのまんまよ(驚愕)

しっとりふわふわで本当に美味しいわ


ツナおからディップ























パンを焼いた♪

ツナサンドにするために、今日はバターもスキムミルクも入れて、ふわふわパンにしたわ。


パンが焼けた






















最初は、ホットサンドにするつもりだったんだけど・・
焼きたてパンは薄く切れない。

で、オープンサンドにしました。

ホントにほんとに美味しかった

でも、生おからじゃないと・・こうはいかないかもしれないな・・


ツナおからオープンサンド


























後は、サラダなんだけど・・

最近読んだ「サラダの本」に感化されて、サラダの作り方に目覚めたのよ。

ポイントは三つ。

※ 野菜の水切りをきちんとする事

※ ドレッシングは作らない

※ 手で混ぜる


どういう事かというと・・

大きな器に、よく水切りした野菜を入れ、
まずはオイルを入れ、両手で混ぜ込む。
(手がポイント)

それから順に、酢・塩・胡椒などを混ぜ込む。



そこで・・ウチにあるおっきな木の器というと・・コレ・・

昔、旅先で衝動買いしたものの、おっき過ぎて使いこなせないまま仕舞いこんでました。


おっきな木の器





















(ウン、これしかないな)・・と、引っ張り出してきた。

両手で混ぜ込むには最高の形状だった(爆)

極少量のオイルなのに・・野菜にオイルが非常によくなじんだ。



しかし、これからの季節、サラダが食べたくなる頻度が高いので、
常に出しておきたいのよね・・困ったわ〜

使い終わった道具を、ササッと洗って、乾かしておける場所・・
使う時には、すぐに手に取れる所に置きたい・・
そして、重要なのは・・視野に入っても美しいこと。


発見しました


木の器の居場所
























「冷蔵庫にあった野菜のサラダ」

レタス・名前が分からない葉っぱ(ほろ苦くてメッチャ美味)・人参に、
オリーブオイル・梅醤油。

ローストした胡桃を混ぜ込んだ。


簡単サラダ























おっきな木の器のまま、食卓に出せばいいじゃないって思ってるでしょ?

それがね・・混ぜ込んだ野菜は、ペシャンコになるのよ。

それなのに、野菜はシャキッとしたままでとても美味です。

水分が出ないのは、最初にオイルで野菜をコーティングするからなんだそうよ。

ローストした胡桃の香ばしいカリっとした食感が・・食べていてゴージャスです(笑)






"おから" と "サラダ" を見直したいと思った日

at 18:34|PermalinkComments(16)キッチンラボ ノーム 

2013年05月14日

楽しんで生きるということ

「引越しはすんだんかい?
 首を長くして待ってるのに、ちっとも現れんから痺れ切らして電話したわ」


・・・と・・母方の親戚からお叱りを受けた。

毎年、庭の葡萄を摘んで、葡萄酒を密造してる伯父は入院中。
絵を描くことが趣味で、出来上がった新酒の瓶に、葡萄の絵を貼り付けて、
毎年送ってくれたっけ・・

まずは病院にお見舞いに行き、
その後、伯父の家に寄った。

長いこと伯父の介護をしていた伯母の今の暮らしは、
月水金と病院へ通い、日がな一日、伯父の傍にいる他は、
広大な敷地に建つシックな家に、たった一人で住んでいる。


門を入り玄関のブザーを押すまでに・・とてつもなく歩く・・(笑)



玄関までのアプローチ






















じいちゃんの三回忌に伯父が建てたカラスのモニュメント・・健在だった(爆)


表庭





















やっとたどり着いた玄関・・懐かしいな・・
質素でシックで・・大好き。

ブザーを押しても静まり返ってる・・

あぁ、裏の草むしりしてるんだわ・・と裏のブドウ畑に行ってみた。



玄関


























案の定・・伯母はブドウ畑にいた・・

長いことご無沙汰していたので、アタシだと気が付くのに時間がかかったようだ(笑)

葡萄畑の草を踏みながら、ゆったりとこちらに向かって歩いてくる伯母は、
水牛のようで可愛かった。

「お茶でも飲みましょ」

・・と・・日焼けした顔をほころばせた。



勝手口の通路脇にある、ちっちゃな小屋がすごく素敵だった♪
20年以上前に伯父と二人で手作りしたそうだ。

大谷石を積み上げ、トタン屋根は大工さんに頼んだらしい。

収穫したジャガイモや玉葱などの貯蔵庫になってる。


大谷石の小屋

























「お勝手からで悪いけどササ入って入って」 と、伯母の動作がとたんに機敏になる。


勝手口























勝手口から入り、台所に通された。


台所は土間形式の板張りで、床から大谷石を何段か積み上げ、壁は漆喰。
天井板がなく、太い梁がむき出しの吹き抜けで開放感がある。

床から立ち上げた長方形の木の台があり、畳敷きになっていて8帖ほどある。
ちょいと腰かけるに、ちょうど良い高さ。

脇には食卓と椅子が置かれて一体になっている。

流し台は、壁際に一列に据えられてあり、シンプルで和む。


「昨日、里から新茶が届いたんだわ」・・と、
大振りの茶碗になみなみと注がれた八女茶が美味しかった。

いろいろ大変でしょう?寂しくないですか?と聞くと・・

「寝たいときに眠れるしね、楽なもんだよ。
 それにね、案外いいもん食べてるんだよ」
・・と破顔する。

「今朝もね、パンがあったから・・シチュー作って食べたんだよ、
 その辺の菜っ葉摘んで、冷凍してあるトウモロコシ入れて、
 美味しく出来たよ。あんた、食べるかい?」

なるほど・・流し台の上には、菜の花みたいな菜っ葉や、蕗が笊に乗せてある。
これはきっと晩御飯のおかずにするのだろう。


手土産を何にしようかと悩んだが、
近所の和菓子屋でドラ焼きを買った事が悔やまれる。

あぁ・・パンでも焼いてくればよかったなぁ・・・
それとも・・呑んべえ寿司も喜んでくれたかもしれない・・




買い物はどうしてるの?スーパーまでは遠いでしょ・・と聞いたら・・伯母は笑って言った。

「そこにコンビニ出来たでしょ、あれは便利だわ、お金も下ろせるし、
 何でも珍しいものが売ってるねぇ」 と、目をきらきらさせて笑う。

コンビニまでは歩いていくの?と聞くと・・

「1・5キロくらいだからわけないよ。
 足が前よりはちょっと遅くなったけど、田んぼの畦の花を眺めながら歩くと楽しいよ」



せっかく来たんだから、何かやる事ないかと聞いても、何んでも出来るから大丈夫だと笑う。


さっき、ご仏壇にお線香を上げた時に、枯れかけた椿の花が気になっていたので、
「椿の花、新しいのを切って来ようか?」と言ってみた。

伯母は案外素直に喜んだ。

何でも雄大なものが好きな性質らしく、仏壇の花瓶も浜田庄司のデカイ壷だった(爆)

アタシが水を取り替えるから待ってて・・と言うのを制止して、
上半身が隠れてしまうような花瓶を持って・・スタスタと縁側を進み、
ガラス戸を開け、枯れた花を庭に投げ水を捨てた。
「いつもこうしてるんだよ」 と、振り向きざま、ニッと笑う。

真っ赤な椿の花を投げ入れした壷を眺めて・・伯母が言う。

「綺麗だねぇ、よかった、気になってたんだよ、ありがとねぇ」






「今日は嬉しかったよ、またおいでね」

齢80になる伯母の笑顔はとても素敵だった。

伯母























帰り道・・
伯母がいつも通るコンビニまでの道を、車をゆっくり走らせる。

田植えが始まっていた。

田んぼ
























心が洗われるような一日だった。

at 13:04|PermalinkComments(24)徒然 

2013年05月11日

いつもの台所に癒される

雨降りの小寒い日・・
建てつけの悪い台所は、外の音がよく聞こえる。
しとしとぴっちゃんと賑やかだ(笑)

雨音を聞きながら作ったのは・・

「小葱の卵焼き」

ボウルに卵を割りほぐし、
刻んだ小葱たっぷり入れて(根っこも)
醤油と味醂と鰹節で調味。

胡麻油でイッキに焼く。


わけぎ卵焼き






















お昼ご飯

小豆玄米飯
ワカメの味噌汁
小葱卵焼き
蕪の糠漬け
昨夜の残り物(大根葉のおかず・里芋煮っ転がし)


お昼ご飯


























先日、従姉が・・「お酒の肴にどうかしら」
・・と、持って来てくれた 茹でただけの "タケノコ&里芋" と "山椒甘味噌" がとても美味しかった。

また食べたいなぁ・・と、昨日はタケノコ探しに出かけ、無事にゲット。

まず、タケノコを茹で始め、里芋は、茹でるか蒸すかで悩んだが・・

圧力鍋で蒸してみようと思った。

ピンが上がって5分、火を止めて自然放置。

びっくりしたわ〜
皮がカピカピになって・・くるりんと剥けるのねぇ☆


蒸した里芋
























晩酌


茹でたタケノコはサイコロ切り、
蒸した里芋も食べやすい大きさにカットして・・
山椒甘味噌をつけながら食べる。
なんと日本酒に合うことか!

後は・・厚揚げを薄口の出汁で煮たもの。


晩酌






















森の家地方の地酒・・"四季桜"飲み過ぎてしまったわ・・

皆さまも週末の良い夜をお過ごし下さい。

おやすみなさいzzz・・・

at 22:33|PermalinkComments(6)台所 

2013年05月09日

面白くない旅だった

アタシの旅の楽しみは、何といっても、その土地の雑多な市場にある。

どんな名所旧跡よりも、スーパーが好き(笑)
お国訛りが飛び交う中で、食材を見て歩くのが大好き。

ところが・・今回の旅は都会だった・・

まずは大阪、一旦帰って軽井沢。

これが逆だったら・・・行きたい鮨屋もあったし、会いたい人もいる。


まぁ・・自分史の記録と思って綴ります。

行きの富士山は煙をはいていた・・

富士山






















新大阪駅

大阪























仕事場からの眺めは・・多分・・中ノ島?


楽屋からの眺め






















通りかかった神社に御参りする。

福島天満宮

福島天満宮























この夜は、ホテルのルームサービスにしようと決めていたが・・
なんと!お好み焼きが・・・3980円
ばかばかしいったらありゃしない・・
大阪は東夷をなめとるんか(怒)

結局、風呂上りにシャンパン(ハーフボトル)1本飲んで・・
キューカンバサンドウィッチを肴に白ワイン1本を、ベットに腹ばいになって本を読みながらの晩酌とした。



とんぼ返りの翌日は軽井沢。

筑波山を望みながら・・・


筑波山
























大宮駅に到着。
軽井沢までは20分。

隣のホームに入ってきた新幹線・・めずらしい形と配色だった。


新幹線
























軽井沢は寒かった。

軽井沢駅























仕事が終わり・・
まっすぐ帰ろうかと思ったけれど・・
桜が満開だったので、近くを散策する。

桜





















野に咲くクリスマスローズが初々しかった。


野に咲くクリスマスローズ
























軽井沢は東京と同じ・・ごちゃごちゃしていてつまらない。

道を歩けば人にぶつかりそうになるし・・
気の利いた店もない。

有名人なのかなぁ・・顔写真入りの看板がやたら多い。
そして店の前には長蛇の列・・
薄ら寒く感じる。

何処かに隠れた名店もあるんだろうけど・・
それを嗅ぎ分ける気力もないまま・・帰路に着く。





我が家の愛しの台所オヤジ晩酌


「おひたし」

おひたし

























「駅で買ったニラ饅頭」


ニラ饅頭























急にグラタンが食べたくなって速攻で作ったヨ☆

「海老グラタン」

豆乳とゴルゴンゾーラって合うのねー☆


海老グラタン























赤ワイン飲んでます〜♪

台所ってやっぱり落ち着くなぁ

幸せ☆



at 20:10|PermalinkComments(10)徒然 

2013年05月06日

おはこ(十八番)

"おはこ" と言ったら真っ先に思い浮かぶのは、赤梅酢の "桜飯"。

友人の久&貴が、はるばる森の家に遊びに来てくれたので、
彼女らの好物 「手巻き寿司」 にした。

近所の魚屋のマグロ切り落としが、普通のお刺身よりずっと美味しいので・・
ひたすら切り落としマグロを巻いて食べてもらう事にする。

この場合、お握り用の海苔を、更に半分に切って、ちっちゃく巻くのが鉄則なのよ。
アボカド&マグロ、水菜&マグロ、納豆マグロ、
箸休めには・・梅キュウー巻き。


桜酢飯





















喜んでくれたー☆


BlogPaint
















この夜の宴会料理は、この他に・・
蒸篭で蒸したシューマイ
モッシュ・アワという変な組み合わせだったが・・
美味しいと言ってどんどん食べてくれた

前の森の家では、徒歩圏内だったので・・
酔い潰れるまで飲んだことのなかった久は、この日ばかりは気持ちよく飲んでたなー♪

楽しかったな☆









最近ね、もう一つ・・(これは、おはこになるなぁ)・・と思った料理がある。

それは "もやし焼きそば"

アタシ・・焼きそばは得意なんだけど、もやしを使うとイマイチ美味しくなかった。

・・・・で・・
もしかしたら、もやしの髭根を切ったらどのくらい味の差が出るものなのか・・と・・

やってみた。

いつものように、テフロン加工のフライパンを熱したら(油は厳禁)
焼きそば玉をそのまま乗せ、両面が少し焦げ目が付くくらいに焼く。

付属の粉ソース(まるちゃん)を焼きそばの上に静かに乗せ、
箸で混ぜる。(ここで初めて、焼きそば玉を崩すのよ)

ここに、髭根を切ったもやしをドワァ〜っと乗せ、全体を手早くかき混ぜて完成。
もやしは、余熱で火が入る程度のシャキシャキ感が美味しいヨ。

驚いたぁ〜〜〜〜
こんなに味の差が出るなんて・・・

もやしって、味がないと思ってたら・・香りがあって美味しい野菜だったのねぇ・・

今度からは、髭根は必ず切ろうと思ったわ。


焼きそば
























もう一つ・・
又・・焼きそばなんだけど(爆)

西の友人に教えてもらった "ニラの醤油漬け" が食べきれずに冷蔵庫に残ってた。


ニラの醤油漬けはね、
生のニラを半分に切って、
摩り下ろしニンニク・胡麻・一味唐辛子・胡麻油・醤油に半日くらい漬け込むだけ。

(そうだわ!これを使って醤油焼きそばを作ってみよっと♪)・・と思いました。

いつもの作り方と同じで、最後にニラの醤油漬けをジュワァ〜と混ぜ込むだけよ♪


すごく美味しい

醤油味の焼きそばもよいなー☆


ニラ醤油焼きそば



























今日でゴールデンウイークも終わりですね・・
それぞれ、思い思いに楽しい時を過ごされたことでしょう。

アタシは明日から又・・チョイ旅です。

at 11:45|PermalinkComments(4)友人 

2013年05月03日

旅の記録

ちょい旅だったが・・朝が早かった。

東北新幹線で東京へ・・
東海道山陽新幹線に乗り換える。

森の家から遠出するのは意外と便利。


東京駅






















富士山を拝めるって・・やはりありがたく嬉しかった。


富士山






















高山に着いた。


高山に着いた























この日は、そのまま仕事場へ・・
打ち上げはパスして、ひとりホテルでワンカップ酒飲みながら撃沈する。





翌日、観光するも・・アタシの興味は古物なり(笑)


町並み























骨董屋






















高山は何度か来ているが・・
渋草焼きは本当に素晴らしく、昔、花器を手に入れたことがある。
淡い色の花が似合うのよね・・

家にはもう、器を収納するスペースはないので、見るだけにした。


焼きもの屋






















今回は、高山の "一位一刀彫" を、じっくり見てみたかった。

可愛らしい "お月見兎" に見入ってしまった。
とっても欲しかったんだけど・・
高価で手が出なかったわ(笑)


お月見兎






















作家さんと、いろいろお話し出来たことが嬉しかった。
技術的なことや、精神性など・・諸々、お尋ねした。

運良く、他にお客はいなかったので、この店で小一時間を費やした。

電車の時間が迫っていたので、後ろ髪引かれながらも・・おいとまのご挨拶をしたら・・

「もしよろしかったら、これをお連れいただけませんか」

・・と・・作家さんが言う・・


一刀彫の作家さん
























頂いてしまった・・・根付け・・

何故・・ホオズキとドングリなんだろうと・・
帰りの新幹線の中で考えた。

あ、季節・・そうだわ!季節によって根付けを替えるのね・・

じ〜んとした・・



根付け




























お礼状をしたためながら・・

またひとつ、頁を重ねた旅の思い出

at 09:40|PermalinkComments(8)徒然