2014年02月

2014年02月25日

居心地のよくない言葉

相変わらず、ストーブの薬缶はシュンシュンと湯気を上げているけれど・・

穏やかな晴天が続いています。

庭の梅の蕾もほころび、春が来たんだなぁ・・と、洗濯物を干しながら思う。

梅の開花




引越しをしてから間もなく1年・・
ここは郷里なので、風土が身体に合ってるというか・・とても住みやすい。
人が皆、あったかいのよね。

ひとつだけ・・しっくりこない居心地の悪さがある。

街中に出ると、それぞれ趣向を凝らした店がたくさんあるし、ぶらぶら散歩するのは楽しい。
だけど、看板は何故か、変なカタカナがほとんどなのよね・・・
それも、意味不明の分かりづらい長〜い英語っぽいカタカナなんだなぁ

目に入るだけでも何か居心地が悪いのよね。

まぁ、店の名前までは気に留めなくてもいいんだけれど・・
ドーナツ屋の前に可愛い女の子が、ドーナツ乗せたトレイを持って立ち、
"スイーツガールズ"って書かれた名札をぶら下げてるのよ。
"ドーナツ娘"の方がよくない?

スイーツという言葉は全国的なのかしら・・何か気持ち悪いわ。

それから・・"コラボ"っていうのも落ち着かなくなる(笑)
アタシの職場で言うなら、共演ってことだと思うけれど、プログラムにはそんなこと書かないし・・

"お料理とガラス細工のコラボレッスン"・・という広告が、
市役所のロビーに堂々と貼り出してあるのを見るたびに本当に気持ち悪くなっちゃう。
みんな、平気なの?アタシだけ?

後は・・
"ランチしましょうよ" という言葉が・・・どうも馴染めない(爆)





おいどんが、手作り高野豆腐を持って来てくれた♪

木綿豆腐をネットに入れて一晩、外に吊り下げるだけで出来るらしい・・・

おいどんの高野豆腐




今日は外仕事なので、お弁当を作った。

「高野豆腐の卵とじ弁当」


高野豆腐の卵とじ弁当







それじゃぁ行って来まぁ〜す♪

at 11:43|PermalinkComments(10)徒然 

2014年02月21日

心が震えた日

息を止めて見つめた真央ちゃんのフリーの演技・・

凄かった。

何度再生しても、感動で心の動揺が収まらなかった。

立ち姿ですら他の追随を許さない美し過ぎる真央ちゃんが・・
演技が終わった時に見せた、下を向いて肩を不自然にいからせた無防備な姿に
胸が締め付けられた。

顔をふぅっと上げて、くにゃぁっと歪ませ、頬を流れ落ちる涙は、ダイヤモンドより美しかった。


人生の記念として写真をお借りしました(ありがとうございます)


真央ちゃん1


真央ちゃん


真央ちゃん2






夜になって、ふと気がついた。

そうか・・彼女の目標は、作品を完成させることだったんだ・・・と・・

それにしても、4年間、
来る日も来る日も練習し続け、
試合でしか確認出来ない過酷な試練に前向きに挑み続けたその精神力。

心からおめでとう。

天国のお母様もどんなにか喜んでらっしゃることでしょう。





真央ちゃん、勇気と希望をありがとう!

お花


2014年 2月21日  ソチ冬季オリンピック  フィギィアスケートの舞台によせて



at 21:42|PermalinkComments(10)徒然 

2014年02月15日

陸の孤島

枕元の目覚まし時計を見ると・・まだ6時だった。
もう少し寝ようかなと布団を頬まで引き上げた。

しんしん・・しんしん・・とても不思議な雪の気配を感じて障子を開けた。


大雪・・




ここは、大雪だと陸の孤島になることが判明。

バスも止まる。
タクシーも坂を上れない。






お昼ご飯

「2日間かけて作ったカレー」

取っておいた豆の茹で汁に、そのまんま野菜をドボンと入れ、
保温鍋で一晩おいた。

翌日、インディアンカレー粉を入れて、ほぼ1日・・ストーブシェフにお任せする。


ごろごろカレー鍋




野菜だけとは思えぬ旨さ。


カレーライス








大雪警報に続いて、竜巻注意報が出た。

カーポートの古い波板が積雪で・・たわんでいる・・
雪下ろしをしなくてはと準備していたら・・
見回りをしていた隣組の班長さんに止められた。

雪の重みと突風のため、花桃の古木が折れた。

遠くで救急車のサイレンが聞こえる。
救急車は、チェーンを巻いて登ってくるのだわ・・
職務とはいえ・・ご苦労様です。

怪我人が出ませんように・・

at 12:05|PermalinkComments(11)徒然 

2014年02月13日

羽釜の木蓋

古い物を大切に使う事は、アタシの生活身上のひとつ。

壊れたら、極力、直して使いたいし、
年月が経つほどに品格がよく分かってくるので、分身のようになる。

愛用の羽釜の木蓋が怪しくなってきた。
取っ手が、するすると抜けるようになり、万が一、落としたら割れてしまいそうな気配。

祖母から母へと受け継がれた羽釜で、里の物置から発掘した(笑)

最初は、羽釜の性格がつかめなくて手こずったが・・
今や、白米を炊くには、これ無しでは考えられないくらい使いこなせるようになった。

さすがに、木蓋だけは新しいのに代えなくちゃならないなぁ・・と・・
友人の木工職人に電話をしてみた。
現状を説明して、分厚い木蓋を作ってほしいと頼んだ。

「それは修理した方が簡単だなぁ」・・との答えだった。


夕ご飯作っていくねと言ったものの、冷蔵庫には何もなかった(汗)
とりあえず、大豆玄米ご飯を炊き、
里芋があったので、煮っころがしを作り、
常備菜の "昆布の佃煮" "小魚と胡桃の佃煮" をタッパーに詰める。



TAKAさんの居間は暖かだった。

珈琲を淹れてくれて・・
アタシがそれを飲んでいる間、彼は黙って、羽釜の蓋を観察していた。


TAKAさんの居間



どうやって直すのかと思ったら・・

葉書をハサミで切り、蓋と取っ手の隙間に一枚ずつ差し込んでいった。

一旦、葉書を取り出して、
濡らした和紙を手でちぎり、葉書に巻いて、又同じような工程で差し込んだ。

最後は木工ボンドで接着して終了。

蓋の取っ手はピクとも動かなくなった。



「豆スープ作ったから一緒に食おうぜ」と、彼はせっせと食卓にお茶碗やお皿を並べ始めた。

朝からずっと、薪ストーブにかけてあるという鍋から、いい匂いが立ち昇る。

よそってくれたスープカップに目が釘付けになった・・・
なんと!アタシが秘かに覗き込んでるブログ主の作品ではないか!

小林ゆうさんという造形作家。

アタシは、この人の器を好きじゃないんだけれど(重そうだし使い勝手が悪そう)
彼女の暮らしぶりに凄く惹かれてる。

豆スープがあまりにも美味しくて・・
あ、写真!と思った時は、スープは残り少なくなっちゃった(笑)


小林ゆうさんのカップ

しかし・・使ってみないとわからないものなのねぇ・・
感動的な器だった。
確かに重いんだけど、手の収まりが良くて意外だった。
スープには、この器だなぁと思う。

どうして彼女の作品を持ってるのかと聞くと、
松本クラフト展で知り合ったそうだ。
そういえば、TAKAさんも毎年出展してたっけ・・





オヤジ晩酌


「鳥唐」 と 「ホウレン草のおひたし」

鶏肉は、いつもは酒&醤油に漬け込むが、
檸檬の塩漬けの塩で揉んで、1日寝かせてみた。


鳥唐&ホウレン草








「こんな木はどこを探してもないぜ、新しく作っても、今と同じくご飯炊けないと思うよ」

そう言ったTAKAさんの言葉をかみしめながら・・

80年は働き続けているであろう羽釜を、いっそう愛しく思った夜。

羽釜


at 22:05|PermalinkComments(6)日本の手仕事 

2014年02月08日

雪の日には・・

目覚めて・・寝室の障子を開けると、そこは雪国だった。

遠くにうっすらと見える山には、うさぎさんと画家の彼女が住んでいる。


雪景色



宅急便屋が、ガリガリとチェーンの音をさせながら荷物を配達してくれた。
大雪なのに・・ありがとう。


ジャガイモと玉葱



午後になっても、
雪がどんどん降っている・・視界が悪くなった。


雪がどんどん降っている



隣組総出で雪かきをする。

「女性はよがっぺぇ〜家ん中であったかくしとごれ」・・と・・班長さんが優しい。

しかし、降りしきる雪の中は異様な興奮をもたらすのよね。

こんなん作っちゃいました♪

拍手もらったので記念撮影☆

雪だるま

雪だるま2






オヤジ晩酌

「雪の降る日のシチュー」

豆乳で作ったけれど、今夜は濃厚に仕上げたかったので、
隠し味はバター&ローズマリーを浸け込んである蜂蜜。


シチュー





「塩パン」

バターをたっぷりと塗って♪
イズニーが好きなんだけど・・ちょっと高いよね(汗)
今日くらいは気にしないで好きなだけ塗ろう・・重労働したんだから☆

塩パン




サラダは、聖護院蕪のスライスにオリーブオイル&岩塩

こういうのって余計なことしない方がいいのよね・・


蕪のサラダ







吹雪いてきた・・・猛吹雪っぽい・・

ぴゅ〜ぴゅぅ〜という吹雪の甲高い音は初めて聞いたかも・・どうなるんだろ・・

at 21:43|PermalinkComments(10)徒然 

2014年02月05日

食の暦

雪・・・

ドウダンの雪





節分の夕刻、近所の家々からは、いい匂いが漂っていた。
いつもは、各家庭それぞれ、夕餉の支度の匂いは違うが・・
この日は、昆布や鰹節の和食系の匂いだった。

そして、あちらこちらから聞こえる豆まきの声に驚く。
引っ越す前の森の家地方は、豆まきの声なんて聞こえたことなかったわ・・
北に行くほど、季節ごとの行事を大切にしてるんだな。
妙に嬉しい節分だった。

ここに来て出来た友人達は、皆、フェイスブックで会話してると言う。
アタシはブログ派だから、フェイスブックには、何となく違和感があったが、
皆の勧めで、とうとう参加した・・と言っても今のところ友達4人(笑)

節分の日は、みんな、海苔巻きを食べていた。
アタシはというと・・サツマイモの檸檬煮をストーブにかけたところ(汗)

サツマイモの檸檬煮


サツマイモがイマイチ苦手だったのに、これは本当に美味しい☆
主に、お酒の後に食べるが、甘酸っぱくて濃厚な味の虜になってる。
檸檬が凄く美味しいのよね。

向田邦子レシピだが、
ブランディを使う事と、バニラビーンズを使うのはアタシ流。


檸檬煮が出来た☆






そして、初午の日・・(実はアタシ、知らなかった)
アタシはいつものように、仕事部屋に籠っていた。
夕方、ピンポンが鳴った。
うさぎさんだった。

この雪の中・・笠間稲荷に行って来たという。
お土産を頂いた♪

お土産



雪で山道が凍るからと・・うさぎさんは玄関先で帰って行った。

仕事を切り上げ、フェイスブックの友人達は何をしているのかと覗いて驚いた。
"おいなりさん"を作ったり、お赤飯を作ったりしているではないか!
そして、郷土料理の"しもつかれ"を堪能していた(汗)

まぁ、2人が料理の先生だから・・そうなのかもしれないが・・


アタシは焦った。

今晩のオヤジ晩酌に作ろうと思っていたピェンロー鍋用に、干し椎茸を朝から戻していたので、
急遽、お寿司を作ることにした。

油揚げがないのでそれは省略したが・・とても美味しくできた☆


初午のお寿司





恥ずかしながら、初午の日に、稲荷様にお供えするということも初めて知った。
稲荷は、元は「稲生」と書き、その年の五穀豊穣を祈る農家のお祭りだったらしい。

この土地の人々は、あたりまえのように"しもつかれ"やお赤飯やおいなりさん、お寿司を作る。

いやぁ・・日本は大丈夫と思った。


これからは、二十四節気に添って・・
食の暦を大切にしていこうと誓った日。

at 12:43|PermalinkComments(16)台所 

2014年02月02日

檸檬の塩漬け

毎年、庭の檸檬は鈴なりだったけれど・・
この家に新たに植えた小さな檸檬の木は、寒さの中で頑張って耐えている。

2年前に植えたが、山の寒さで枯れ死したと思っていた翌春・・
新芽が元気に芽吹いた。
その生命力に期待して、大きく成長するのを見守っているところ。
一冬の寒さに鍛えられ、きっと、元気に育つような気がする。


台所になくてはならない"檸檬の塩漬け"をどうしても漬けなくてはいけないので、
瀬戸内の檸檬を取り寄せた。


檸檬



無事に、塩漬けが完了する。
1年寝かせるために、冷蔵庫奥深く眠ってもらう。


檸檬の塩漬け







オヤジ晩酌

あの魚屋に行った♪
見るからに、これは旨いだろう〜と思った鱈を買う。


今夜は湯豆腐☆


湯豆腐の鍋



鱈ってこんなに美味しい魚だったかしら・・・
手作り柚子ポンで食す。

残りは、明日・・葱を放ち、お味噌汁にしよっと♪


湯豆腐




野菜を真剣に刻むのは料理の第一歩と・・最近とみに思うようになった。

サラダ


大根・人参・庭の間引きからし菜・庭のセロリ
オリーブオイルで和えたら鰹節&手作り柚子ポン。


"一ノ蔵" 飲んでます☆

at 22:37|PermalinkComments(12)台所