2015年03月

2015年03月29日

古い笊が好き

炭を買いに行った。

帰り道は、いつもとは違う道を行くことにした。

お昼を何処かで食べようかと・・・日光街道をキョロキョロしながら、杉並木道を下る。

杉並木の中に埋もれるように点在する、いろいろな店を横目に見ながら、

春の街道を車を走らせるのは、とても気持ちがいい。




「お宝」という、手書きの赤い看板に目が留まり、そそられたが・・・後続車があるのでそのまま行き過ぎる。

しかし、どうにも気になり、しばらく走ったところで、Uターンした。



砂利の中にボロイテントがぽつねんとあり、種々雑多なガラクタが山積みされていた。

そのテントの横には、ペンキの剥げた大きな白鳥の足こぎボートが傾いて放置されていた。

多分、中禅寺湖にあるヤツだと・・おもう・・古くなったので撤去された残骸かも。



「こんにちはー」・・と、声をかけてみるが、何の応答もなく・・

おじさんが一人、荷物を山盛り乗せた一輪車を忙しく押しては、ゴミの仕分けをしているようだった。


アタシは、そのおじさんに近づき、

「すみません、お宝の看板を見て来たんですが・・お店はここでしょうか?」と聞いた。


おじさんは、にやぁ〜っと笑って・・そのまま仕事を続ける。


(あぁここはアタシの好きな骨董品はないわね)・・と、車に戻ろうと歩きかけたその時・・

ガラクタの隅っこに発見したもの・・・・ずっと欲しいと念じていた ”浅くて大きな笊” 

手に取ると、何と新品だったぁ☆





家に来た笊  100円也


笊





チープな可愛いプラスティックの笊  20円也


チープな笊





形状の異なる器を積み重ねると、グラグラして危なかったが、笊に入れると安定したわ♪


笊に器




食器棚が、更に使い勝手がよくなって満足。

笊ごと引いて、後ろのものを取り出せるし♪


食器棚








結局、早く台所に笊を持ち帰りたくて・・お昼ご飯は家で作った。


庭から葱を1本、引っこ抜いて・・

白い部分は納豆の薬味に。

青いところは、豚こまと炒めて。


葱で・・

お昼ご飯




がらくた万歳

at 13:02|PermalinkComments(6)台所 

2015年03月27日

ピザが食べたい

日常の些細なことを書き留める日記に過ぎないが・・

笑っちゃうけれど・・これでも料理ブログを目指しているアタシです。




でも、あんまり買い物には行かない・・というか・・

週1で、野菜屋の宅配が届くので、そこから献立が決まっていくのよね・・



スーパーで、旬の食材を見るのは大好きなんだけど、焦点を絞れないで迷うグズなのだ。

ヤリイカを籠に入れようとすると、隣のサザエに目が行く・・・

(ヤリイカの刺身とサザエの壷焼き☆・・イヤ・・贅沢過ぎヨネ・・ダメダメ)

・・などと、変な経済観念に心が圧迫されて、意欲が薄れ、つまらなくなってしまう。



結局、”本日のお買い得品”と書いてあるものを籠に入れることになる。

まるちゃんの焼きそばとか、10%引きの蒲鉾とか・・







オヤジ晩酌


ピザを焼いた。

午後の休憩の時に、パン焼き器の”パン生地コース”にセットしておけば、

風呂上りの麦酒を飲みながら出来ちゃうので、時間的にすごく上手くいくのが嬉しい。



充分に休んでた生地を、天板に手でビヨ~ンビヨ~ンと延ばし、フォークで穴を開ける。

生地に、オリーブオイルを垂らし、指でなすりつけ、

塩(パハール岩塩)をガリガリして・・・

トッピングは、チーズとローズマリーだけ。

庭のローズマリーの枝を5本使う。

こんなに大丈夫?ってくらい使うと、ほんとに美味しいのよ♪




天板に合わせて四角なの?って思うでしょ?

そうじゃなくて・・・食べきれないでしょ・・

焼いてから冷凍することを考えてのことなんです。

四角だとラップで包みやすい♪


ピザの準備




チーズなんだけど、セルロースが添加されてないチーズの方が美味しいと思う。

ピザを頬張った時のチーズの食感が、くにゃっという変な噛み応えじゃなくて、

トロリ、ポクっとなる。何故だろう・・


そして、ゴルゴンゾーラをアクセント的に散らして、黒胡椒を挽く。


ピザの準備2




焼けたよ☆


ピザが焼けた





豪華なピザじゃないけれど、アタシは好き♪

ローズマリーの生葉じゃないと、この美味しさはないと思う。



at 09:41|PermalinkComments(2)料理 

2015年03月23日

七輪に夢中

これは、三河黒七輪と言って、アタシが長年憧れ続けていたもの・・

先日、仕事帰りに立ち寄った懐かしい”解体屋”で発見した。

ほんと・・びっくりしたわぁ

社長さんに値段を聞いたら、「500円でいいよ」ですって☆

どうやら社長さんは、三河黒七輪をご存じないようだった・・


三河黒七輪



その日以来、台所の食卓の上で、毎日のように活躍してる。


目玉焼きを焼いてみた・・

どうなってるのだろ・・と、蓋を開けてみたら、ちょっと早かったわ・・

蓋をして、七輪から外したらちょうどよい焼き上がりになりました♪


目玉焼き




昨夜の残り物のコロッケも、炭で炙るとサックサクになる。


コロッケ






お昼ご飯

向田邦子レシピ本を眺めていて食べたくなり・・

人参ご飯を作ってみた。

向田さんと違うところは、酢(梅酢)を使ってみようと思ったこと。

ご飯は普通に炊き、梅酢を混ぜて、あらかじめ煮ておいた人参&油揚げと和えてみた。

あんまり美味しく出来たので、お隣りにもお届けした。


人参ご飯









「キャベツのサラダ」

ネット検索で「キャベツ」と入力したら出てきたレシピを真似してみた。

ポリ袋に、千切ったキャベツをどんどん入れていき、
胡麻油・塩・すりおろしニンニクを入れ、ふわぁ〜っと混ぜて、冷蔵庫でしばらく休ませる。

(ネットレシピでは、昆布茶を使うとあったが、ウチにはないので、
 ”乾燥すき昆布”をハサミで切って混ぜ込んでみる)


このサラダ、パンチが効いててとっても美味しい☆

偶然上手くいったけれど、塩加減で決まると思った。

ほんのり軽い塩が、キャベツの甘みを引き出すのかなぁ・・

仕上げに黒胡椒を挽く。

すき昆布の食感もよいナ♪


キャベツ&すき昆布のサラダ






すっかり炭の虜になった。

薪のクッキングストーブに憧れていたアタシは何処へやら・・

やっぱり、古い我家には、火鉢や七輪が合うんだなぁ・・


で、今・・風呂上りの麦酒飲みながら、金時豆を煮てます☆


豆を煮る



甘煮にするつもり♪

無謀にも、浸水させない金時豆をいきなり煮てるけれど・・どうなることやら・・

酔いが回って眠くなる頃までには柔らかくなってるでしょう・・炭火だもの・・きっとネ。


案外早く煮えた・・・


煮豆


そういえば、この鍋も解体屋でゲットしたんだったわ・・

小さいのに何でもこなす。

使わない日はない程、こき使ってる。

なじんだ道具は宝物になるのよね・・



at 20:13|PermalinkComments(12)日本の手仕事 

2015年03月19日

育てた花

去年の花が咲くのはとても嬉しい♪

カランコエ


カランコエが咲いた♪




シンビジウム


シンビジウムが咲いた2

シンビジウムが咲いた♪



仕事部屋の三角出窓は春爛漫


仕事部屋の出窓




玄関脇の坪庭にあるツリバナの下草


下草










床屋で”ふきのとう”を頂いたので、いろいろメニューを考えた。

冷蔵庫にあるものは・・・・・タラコ・・舞茸・・・そうだ!と閃いた♪



今夜はオヤジ晩酌ではなく宴になった♪


「ふきのとう&舞茸&たらこスパゲティ」


ふきのとう&舞茸&たらこスパゲティ


これが、びっくりの美味しさだった!

春のご馳走

at 21:05|PermalinkComments(6) 

2015年03月17日

こういうピアノ弾きになりたい





オヤジ晩酌


昨日残ったトマトシチューにチリペッパーを加え、

硬いままのマカロニを入れ、柔らかくなるまでグツグツ煮込み、

チーズを乗せてオーブンで焼いたもの。



「アラビアータ」



アラビアータ











もう少しだけ飲もうかなと、グラスに安焼酎を注いだ。

チョコレートぼんぼんを口に放り込み、YouTubeでモーツァルトのピアノ曲を探す。



ふと・・・

むっちりと太った天使達が、ふわふわ遊んでるような音を紡ぐピアノに惹きつけられた。



ピアニストは、フツーにその辺にいそうな太ったオバチャンだった。

ときどき行く魚屋の女将さんにどことなく似ていて笑えた。



オーケストラとの練習風景に、思わず興味が沸く。

しかし、どうしてピアノの蓋を閉めてるんだろ・・・と、不思議だった。




謎はすぐに解けた。

そのオバチャン、タバコを吸っていた。

実にうまいタイミングで、タバコの灰を、ピアノ蓋に置いてある灰皿に落とす(笑)

チェロのおじさんが目を剥いている(爆)



本番の映像もあり、トリミングされていた。

なんて素晴らしいモーツァルト弾きなんだろう・・・音が踊ってる・・

年齢は、当時80歳を越えていると思う。






しかし、この女性・・素敵だ。

80歳をもって、まだまだ進化しつづける技術には、きっと天使が宿るのだろう。

美しい人って、心がおおらかで自由なんだと思う。

こういうふうに歳をとりたいもんだ。

at 20:39|PermalinkComments(8)徒然 

2015年03月15日

根深葱の味噌汁

みおづくし料理帖全10巻を読破してしまう。

まっと君が、新幹線の中で読んでいて、突然、涙がぼぉ〜っと出て焦ったという話を聞き、

安い本屋をネットで探し、取り寄せてみた。



吉川英治の”新平家物語”全16巻を3回読んだ後だったので、

あまり期待もせずに2巻だけ買った。

そうしたら・・江戸時代の風景と人情、その時代の料理が面白く、残りを買い、イッキに読んでしまった。



本は、眠る前に布団の中で読む習慣なのだが、

読みたい本があると、オヤジ晩酌を早々に切り上げ寝室に行く。

枕元の電気を点け、かいまきの袖から手を出して、眠くなるまで本を読む・・至福の時だ。



突如、どうしても作ってみたい料理が頭から離れず、

とうとう、起き出して台所に下りた。




料理名は、”根深葱の味噌汁”



パジャマの上から半纏を着て、懐中電灯を持ち、庭に埋めてある葱を引き抜く。


ぶつ切りにした葱を、胡麻油で焼く。


根深葱の味噌汁




焦げ目ができたところに、昆布水を注ぎ・・・

根深葱の味噌汁2



沸騰したら火を止め、

鰹節と味噌を入れて出来上がり。


根深葱の味噌汁3




美味しかったぁ・・・・・・

at 08:22|PermalinkComments(4)キッチンラボ ノーム 

2015年03月10日

春が来た

極寒の山の家が大好きになったのに・・

春が来てしまった。

耳が切れるような寒さが恋しくて、なんだか物足りない今日の早朝・・

湯のみ茶碗を手に、庭に出る。



椿が咲き出した。


ピンクの椿

白椿

小さな椿








紅梅の古木は、満開・・

匂いにくらくらしながら、深呼吸。


紅梅が満開












お昼ご飯


庭のほうれん草を摘んで・・

ほうれん草



ほうれん草と目玉焼き


ほうれん草と目玉焼き







山形の克子さんが送ってくれた山芋で・・


山芋




麦とろ


とろろ飯




春のご飯

at 12:30|PermalinkComments(6) 

2015年03月08日

里芋の煮っころがし

里芋を、ねっとりと煮含めるコツを身につけたので、とても嬉しい。


今までは、一度、蒸したり茹でたりしてから、つるりんと皮を剥き、煮物にしていたが、

どうも、里芋本来の旨みが逃げてしまうような気がしていた。


その秘密は、皮むきにあった。

たわしで、ざっと洗った里芋の皮を、包丁の背でこそげ取っていく。

ちょっと時間がかかるが、そのうち段々とコツがつかめるようになると思う。

水にさらしたりしないで、ヌメリを残すことが、美味しい煮っころがしになるようだ。

手もかゆくならないよ♪


里芋の皮を剥ぐ










今までは、里芋が柔らかくなったところで、味を入れていく方法だったが、

これは、いきなり味の付いた出汁で煮ていく。

そして、火加減が重要だった。

落し蓋をして、中火の強火で、ががーっと煮る。


里芋を煮た




煮汁を飛ばして完成なんだけど、最後に醤油を回すと味がしまるような気がする。


里芋、ここまで煮る





里芋の煮っころがし


里芋の煮っころがし





ねっとりとしていて、噛まなくてもいいくらい柔らかく、

味がしっかりと滲みた里芋は本当に美味しい。

at 09:32|PermalinkComments(6)キッチンラボ ノーム 

2015年03月03日

ふきのとう味噌

里山で採った”ふきのとう”で、”ふきのとう味噌”を作った。

あんまり美味しく出来たので覚書。


※ 丁寧に洗ったふきのとうを、ザクザクと刻む。

※ フライパン(銅を使用)に胡麻油を熱し、ふきのとうを炒める。

胡麻油は、あまり香りが強くないのを使うといいように思う。


胡麻油


※ 味噌と味醂をよく練って、ふきのとうと和え、焦がさないように炒める。

※ 水気が飛んで、照りが出てきたら完成。



何とも美味しい・・過ぎるので・・食べ進んで、残りわずかになっちゃった・・ふきのとう味噌


ふきのとう味噌


   

甘くなく、ふきのとうの香りそのまんまで、ほろ苦く、しっかりとしたコクのある深い味・・まさに春の味。

美味しくできた要因は、アタシの腕じゃなくて、味醂の質だと思う。


味醂








オヤジ晩酌


ふきのとう味噌を肴に冷酒をチビリチビリ


寝かせておいた饂飩(地粉を使い、パン焼き器の饂飩モードで作った)を茹でる。

・・・・が・・・酔っていたせいか、イッキしてしまう(汗)


饂飩を茹でる



いくらなんでも大量だぁ・・・・・・


手打ち饂飩



玉葱&桜海老の、小さな天麩羅とともに


饂飩で一杯♪



かーーーうま過ぎ☆



つくづく、食が基本だと思った日



at 09:14|PermalinkComments(8)旬を食べる