2015年04月

2015年04月29日

山花散策

森の入り口に立つと、遠くに山藤が煙っているのがわかった。

前々から、「山藤が咲いたら知らせて」と、従兄に頼まれていたので、急ぎ、メールをした。



カメラが趣味の従兄は、見たこともないような凄いカメラを携えていた。

アタシもカメラを持ち、裏の森を案内した。


煙る山藤





山藤

山藤



山ツツジ

山ツツジ






この従兄・・植物学者のような人で、植物の名前は何でも知っている。


テンナンショウ

テンナンショウ



オトコヨウゾメ


オトコヨウゾメ




ホウチャクソウ


ホウチャクソウ




ツボスミレ(ニョイスミレ)


ツボスミレ(ニョイスミレ)








オヤジ晩酌


春巻きを作った。


具は、豚ひき肉・タケノコ・干し椎茸・春雨

実はアタシ・・春巻きは得意料理じゃないのよね・・

理由は二つ・・

揚げる時に爆発する頻度が高いこと。

オイスターソースは買い置いてないこと。



でも、どうしても春巻きが食べたかった・・

きっちりと包めば、爆発しないかもと思い、丁寧にきっちりと包んだ。

オイスターソースの代用として、普通のソース+秋田の”しょっつる”を混ぜてみた。



春巻きを揚げる


春巻き




成功☆


流し台に、麦酒と冷えたグラスを据え・・

春巻きを、まず一つ、手づかみで頬張る。

なんて美味しいんだろう!!

初夏のような季候なので、麦酒がうまいことうまいこと♪

立ち飲み屋の気分じゃのう♪   幸せ☆

at 20:00|PermalinkComments(2)徒然 

2015年04月26日

タケノコと白菜のクリーム煮

作ろうと思って作った料理ではないけれど、素晴らしく美味しいものができる場合がある。

・・その典型の記録・・





朝の散歩の帰り道、近所の魚屋を覗き、アサリを買った。

今夜は、”アサリの酒蒸し”と・・何かもう一皿あれば素敵なオヤジ晩酌になる♪

そうだ!茹でたタケノコを使ってしまわなくてはと・・”春巻き”を作ろうと思った。



朝のうちに、干し椎茸を戻した。

後は、スーパーで、ひき肉と春巻きの皮を買って来ればいい。

しかし、仕事の切り上げ時が上手くいかず、とうとう、スーパーへ行けなかった。

冷蔵庫にあるものといったら・・ハム2枚・白菜1/2玉・タケノコ。




湯船で考え込む。

どうしてだか ”鮑のクリーム煮” が浮かぶ。
(アタシの大好物である広東料理)

鮑はなくても・・なんだか、ソレに近いものが出来そうな予感・・

勢い良く、お風呂を出て・・風呂上りの麦酒を飲みながら料理し始めた。




※ アサリと酒たっぷりを、フライパンに入れ、蓋をして火に掛け、酒蒸しにする。

※ 鍋に胡麻油(白)を回し、タケノコ・椎茸を炒め、白菜をど〜んと乗せ、
   干し椎茸の戻し汁を入れ、蓋をして蒸し煮にする。

※ フライパンのアサリが冷めたので、殻から身を外す。

※ 鍋の白菜の上に、ハムを入れて、アサリ&汁も入れ、
   ハウスクリームシチュー顆粒を振り入れ、しばし煮込む。

※ 少量の塩と、胡椒を挽いて、完成。


頭の中で段取りが決まると、早いこと早いこと♪




「タケノコと白菜のクリーム煮」


筍のクリーム煮




アサリと干し椎茸をドッキングさせると、こんな、えもいわれぬ深い味になるのねぇ・・

とにかく、極上の料理だった。

浅鍋にいっぱい出来たので、明日も楽しめる・・うふふふ☆

at 21:28|PermalinkComments(4)旬を食べる 

2015年04月23日

蕗ご飯

直売所に出回るのを待っていた・・蕗ご飯を作りたくて。

みおづくし料理帖の中にあった、”ほろにが蕗ご飯” ずっと作ってみたかった。

みおちゃんは、素敵な感性を持っている。 とっても惹きつけられる。

「油揚げを入れようかどうしようか迷ったが、蕗の味だけにしよう」・・このくだり。

そうなのよね・・・野生の草は、そのまま、お任せするのがいいのよね。






あんまり美味しく出来たので、覚書。


※ 蕗は、塩を振り、まな板の上で板摺りする。

※ 熱湯にサッとくぐらせて、水に取り、皮を剥き、食べやすい大きさに切る。

※ 塩と酒を加え、そのまま炊き込むが・・アタシは黄金比率でいく。

   (米2合  酒大匙2・塩小匙1) 昆布片を入れた。


蕗ご飯を炊く




炊き上がるのを待つ間、蕗の葉のおかずを作った。


※ 湯がいた蕗の葉を、水に取り、食べやすく切って、絞る。

※ 胡麻油で炒めて、麺つゆを加えて、蓋をして蒸し煮。

※ 最後に、醤油を回し、鰹節を加えて、出来上がり。


蕗の葉炒め






お昼ご飯



蕗ご飯




あー身体が欲していた味



at 22:08|PermalinkComments(2)旬を食べる 

2015年04月21日

フライパン一つでグラタン

グラタンと言えば、アタシにとっては大御馳走の部類に属する。

材料を揃えてイザ!と台所に立つことはないが・・

冷蔵庫を覗いて、使ってしまわないとマズイ食材がある時に、グラタンになるパターンが多い。

例えば・・
ハムが2枚ほど残ってるとか、塩をした鶏肉が少し残ってるとか、
冷凍庫に海老が少々残ってるとか。


チーズは、常時冷凍してあるし、
豆乳は、200mlパックの買い置きがいつも何本かあるし、
バターもいつもあるし・・




しかし・・・・問題は、洗い物があり過ぎる点。

なんとか、簡単にチャチャッとグラタンが出来ないものか・・もちろん、美味しく。



時々読んでは癒されてるブログに、それはあった。

山暮らしのブログで、常の料理はすべて七輪でという・・

かなりハードルの高い暮らしをしている人。

そのワイルドな人が作る料理が・・これまた、何とも美味しそうなんですよね・・



彼のグラタンを、真似してみました☆

(彼は牛乳を使うし、ブイヨンキューブも使っていた。具材はチキンやキノコ類だった)







※ ニンニクの微塵切りと玉葱のスライスをオイルでよく炒める。

   そこに、ベーコンを入れて更に炒め・・

   

ニンニク&玉葱&ベーコン





※ 豆乳(200ml)を入れて、沸いたら、マカロニ(硬いまま)を投入。

(トロミがついてくるので、焦げないように、ヘラで常時混ぜながら)


豆乳&マカロニ




※ マカロニが柔らかくなったら、牡蠣(冷凍)を入れた。

ここで、塩胡椒する(味を決める)

バターも投入。


牡蠣





チーズを乗せて、オーブンで焼く。


ベーコン&牡蠣のマカロニグラタン





土井善晴先生のレシピには、流石に及ばないけれど・・

じゅうぶん過ぎるほど美味しく出来た☆

これは凄いと思う。


ホワイトソースを作らなくても、こんなに美味しく出来るということが、目から鱗だった。






料理は面白いなぁ・・

最近読んだ本(柳生石船斎)の、「無刀の極意」 とまさに同じだと思った(笑)


「医術の究明は医術の無用になることを以って目標とし、・・云々・・

 剣は持てど剣に恃まず、剣を妄執せず、無刀の心をもって体とする」



この文言は、アタシの仕事の戒めとして、(技に頼り、溺れてはいけない)・・と

しっかりと心に刻んだが、

日常の些細な事にもすべて当てはまるのではないか・・・・



アタシの台所は、これからは肩の力を抜いて、目的を間違えないように・・

食材に感謝して、経済的で、楽しく、美味しいものを作ることにいたしませう☆

at 21:17|PermalinkComments(4)キッチンラボ ノーム 

2015年04月18日

ポテトフライ

三角の、大きくてごろんとしたポテトフライは好きじゃなかった。

あれを食べたいとは思わないけれど・・コロッケは好き。




池波正太郎の・・何だったかな・・”そうざい料理帖” だったかも・・
そのエッセイの中に登場する”ポテトフライ”に惹かれて、作ってみました。



ちょっとだけアタシ流にアレンジしたところは・・

ジャガイモを蒸して(串がスッと入るくらいまで) 冷ましてからカットしてみた。

親指の爪くらいに・・小さく。

そして、小麦粉をまぶし、卵液にくぐらせ、パン粉をつけて揚げる。



ポテトフライ



池波先生は、ウスターソースだと言っていたが・・なかったので・・

中濃ソース&ケチャップ&タバスコ を、ココットの中で混ぜて、ポテトフライを入れ、食べる。


切り方で、こんなに味が変わるのね・・・・

とにかく、こんな美味しいもんだとは思わなかった。

これは、ウチの宴会料理に殿堂入り決定☆





庭の三つ葉と、冷蔵庫の余り野菜でサラダ。

オリーブオイルでトスしてから、ポン酢を回し、鰹節を混ぜ込む。

単純だけれど、実に美味しい。


サラダ









今夜は、こんな料理で・・・ウイスキーの水割り飲んでます。

最近、ウイスキーの水割りにハマッタ。

この間、骨董市で買った”銅のヘラ”をマドラーにしてみたら・・快適な使い心地に大満足。

マドラーが、キンキンに冷たいというのは、とってもいいわ♪


ウイスキー



これも池波先生の影響かも・・・・

at 20:36|PermalinkComments(4)料理 

2015年04月16日

唐辛子塩を作る

冬に逆戻りしたような・・

今日は、石油を買いに行かないとだめだわなんて思いながら、早朝の散歩に出る。

家の裏から山に入ると、桜はすでに散っていたが、白木蓮が綺麗だった。


朝の散歩



帰りは回り道をして・・市内を一望できる所で深呼吸。

街はまだ目覚めてなかった。


街を望む





家に戻り、煎茶を淹れた湯のみ茶碗を持ち、庭に出ると・・

花桃が咲いていた♪ 

花桃



山椒の葉も次々と生えて・・蕾もいっぱい・・今日明日にも花が咲くようだ。

今日は、葉っぱと蕾を摘み採って、”サッと煮” を作らねば!


山椒





三つ葉もいっぱい生えてきた・・お昼のサラダにしましょっと♪

三つ葉






いろいろやることがあって・・気がせく午前中。



まずは・・

去年、大量に収穫した唐辛子があるので、

教えて頂いた”唐辛子塩”を作ることにした。

花椒を挽く専用にした、お茶挽き器が役立った☆

ヘタを取り、そのままミル挽きすると、面白いように挽ける。


唐辛子を挽く



教えて頂いたレシピは、「唐辛子と塩は同量」 とのこと。


唐辛子塩の完成♪









お昼ご飯


「納豆ご飯と蕪の味噌汁」


納豆に、小さなサイコロ状に切った山芋。

付いているタレを極少量入れて、

唐辛子塩をまぶしてみた。

経験したことがない・・非常に美味☆

これには驚いた!


山芋納豆



自家製唐辛子塩・・・・・・凄い!

at 12:14|PermalinkComments(6)乾物 

2015年04月13日

骨董市へ

”ふるもの”大好きなアタシだけれど・・敢えて、骨董市には足を運びたくない理由があった。

物とは ”偶然に出会う”・・やはりこれが、自然で素敵だから。

そして何より、以前住んでいた街に、とても仲良しになった骨董商がいたから。




大都会の大きな箱物(ビルの中)で、ふるものを探すなんて・・どうも気持ち悪いのだ。

うっそうとした森の中の神社の境内で、幟がたなびいて・・そんな環境がいい。



今回、骨董市に行こうと思ったのは、目的があったからだ。

今は何処にも売っていないような渋い火消し壺と、真鍮の丸トレイを探したかった。




朝から大晴れ。

7時半に家を出て、大前神社に8時に着いた。

早朝にもかかわらず、ものすごい人出だったのに驚いたわ・・

夫婦連れや、女性のグループが目立つ。

女性は皆さん、判で押したように、同じ格好をしているのが面白い。

黒いスパッツに、チョーど派手なブラウス・・か・・藍染の凝ったジャケット&スカート姿。

東北道のパーキングに止まった観光バスからいっせいに降り立つ、
あの景色そのものだった。





神社の鳥居をくぐると、大木の精気と鳥の鳴き声に包まれ、とても気持ちがいい。



目的の火消し壺は、何と!すぐに見つかった。

ものすごくおっきい・・・おっき過ぎる・・見たこともないおっきい鋳物の壺・・

値段もびっくり・・1500円だった。

即、買ったが・・これを車に運ぶのが大変だった(汗)

黒いゴミ袋に入れてくれたが、そんなものはすぐに伸び破れ・・

しかたなく抱え込んで、途中、何度も休みながら駐車場まで運んだ。

すれ違う人々が皆、笑っている。







家に来たふるもの


火消し壺  1500円也 (200円値引いてくれた)


火消し壺


火消し壺の銘










「銅のヘラ」 1000円也

ジャムスプーンとか、海苔の佃煮やナメタケの瓶に突っ込んで使おうと思う。


銅のヘラ










「マッチホルダー」 2500円也(500円値引きしてくれた)

仏壇のロウソクを点けるのに使おう。


マッチホルダー










「銅の蒸し器」 9000円也 (500円値引いてくれた)

一目惚れだった・・蒸し板も銅で、錫引きが施されている。

箱書きには ”饅頭蒸し”とある。茶道具らしいが、ガシガシ使おう。シューマイなどに。


銅の蒸し器









「三色のスチール棚」 1000円也

青・黄・オレンジ色で、可動式。

これは、取り付けが難しいので・・追記でアップします(笑)



・・・・追記・・・・


台所の隅にあるパソコンデスクの上に設置。

このスチール棚の色目がとても好き。

アタシの憩いの場である古い台所にピッタリでした☆

嬉しいなぁ♪


スチール棚を取り付けた














お昼ご飯


「ドライカレー&ビシソワーズ&らっきょう」


ドライカレー&ビシソワーズ&らっきょう




今日は、両肩・二の腕・太腿が痛い・・・

火消し壺を運んだ後遺症だろう・・

at 12:13|PermalinkComments(10)日本の手仕事 | 骨董市

2015年04月11日

昆布のこと

折に触れて書き留めている”昆布の佃煮”は、ウチにとって、なくてはならない常備菜である。

当然、昆布も使い分けている。

大豆と煮たりする昆布は釧路昆布だし、味噌汁用の水出しには、ちょっといい昆布を奮発している。

ちょちょいと軽く使うには、最近発見した”天然羅臼昆布の耳”が秀逸。

白菜漬けにたっぷり使えば、思わず瞑目するほど美味しく漬かる。

が・・この昆布は再生不可能だった・・・

昆布の佃煮にしてみたところ、全くダメでした。







とうとう・・・・・

みおづくし料理帖の中にあった「天上昆布」がどうしても忘れられず・・

真昆布(尾札部 白口浜元揃)を取り寄せてしまった。


尾札部 白口浜元揃



決して贅沢は出来ない我が家の家計費なのだが、

いつもの鰹節屋が改心したらしく、一枚売りに変わっていたので思い切った。

この真昆布、開封してみるとU字になっていて、写真の倍の長さだった。

カットして使えば相当持つことも分かった。




5センチ角くらいにカットした水出しで、味噌汁を作ってみた。

五臓六腑にしみわたる旨さとは、きっとこういうことなんだろうと思うほど・・

味噌汁が美味しかった!!


豆腐と葱の味噌汁





もっと試してみたくて・・

昆布水を少量張った大鍋に、使ってしまわなくていけない白菜をブツ切りにしてコトコト煮る。


こんなに嵩の減った白菜一玉


白菜鍋


小さめフライパンに取り分けて、

醤油だけの味付けで、卵とじにする。


とろとろ白菜の卵とじ



絶品!!!!






みおづくし料理帖の中にあったような、あざやかな佃煮を作るつもりはない。

だってそれは、鍋に真昆布をそのまま何枚も重ね、重石をかけてコトコト煮含めるようだった。

アタシはもちろん、そんな贅沢はできません(笑)

水出し後の昆布で、佃煮にして・・どうなるか・・


凄く楽しみ。









オヤジ晩酌



ヤリイカ刺身で、ぬる燗酒をチビリチビリやりながら・・

卓上コンロに熾き炭を移して、網のゲソを見つめる♪


ヤリイカの刺身


ヤリイカげそ焼き




なんと気分のいい宵だろう

at 19:34|PermalinkComments(2)乾物 

2015年04月08日

春の雪

いつもの時間に目覚め、目深に被った布団から障子を見ると明るかった。

なんだか寒いわと急いで身支度する。

毛糸のスパッツの上からGパンを履き、靴下は二枚重ねて履く。



台所に下り、石油ストーブを焚き、鉄瓶を乗せる・・いつもの朝の風景。

仏壇の花を採りに庭に出ようと障子を開けて驚いた。

雪がどんどん降ってる・・・・


雪が・・
雪が降ってる







昨夜の煮物の汁を使って、炊き込みご飯を作ろうと考えながら、

まずは、渋茶をゆっくり味わうことにしよう。



2015 春の雪

at 07:36|PermalinkComments(6) 

2015年04月02日

桜に酔って台湾茶

森の家地方の桜は三分咲きくらい・・・

今日はとても寒くて、まさに花冷えの朝。

おー寒い寒いと、石油ストーブに鉄瓶をかけた。



お湯が沸いて、朝茶の準備をするこの時間が、とても好き。

特に今朝は、楽しみにしていたお茶を淹れるから♪


友人の茶師が送ってくれた台湾茶を眺め・・・どれを開封するかと、しばらく迷う。

迷った挙句・・1979年の文山包種を開封した。


お茶





一番好きな茶入れに収めることにする。

これは何年か前に、道の駅の骨董市で見つけた・・銅の器。

最初は、キャンディ入れにしようと思ったが、蓋がピタッと密着するので、茶筒にしている。

蓋に、ゾウがいるのが可愛くて・・大切な台湾茶葉入れにしている。


茶入れ

1979文山包種






かすかな甘みがあり、蘭の花のような香り・・・・


朝茶




至福の時

at 10:13|PermalinkComments(2)お茶の時間