汁もん

2017年05月26日

おしのぎ

今年の筍も、ずいぶんと楽しませてもらった。
ひとつだけ書き忘れていたレシピを思い出したので記録します。

向田邦子さんの暮らしぶりが好き。
小説はあまり読んだことはないが・・
女優さんには無い美しさがある佳人だと思う。
そして、酒豪だ。

アタシは、彼女の料理より、器が好きで、何冊か本を持っている。
料理も、はずれはあるけれど、なるほど・・と思う美味しいものもある。
その中の一品  「タケノコ焼き飯」


炊きたてご飯にバターを入れて混ぜ、醤油を回す。
(向田さんは、ご飯をバターで炒める)

小さなサイコロ状にカットした茹でタケノコをバターで炒め、
麺つゆで軽く味付け。

ご飯と合わせて、黒胡椒をガリガリして出来上がり。


筍飯





向田さんのレシピの中に、
これは本当に絶品だと思う 「海苔吸い」 がある。
酒飲みにはたまらない。

作り方は簡単。

昆布出汁(鰹節は使わない)に酒を少々入れて沸かす。
その間に、
器に梅干を小さく千切って、海苔を千切って、
山葵を入れ、(向田さんは、本山葵を摺ってました)
極少量の醤油を入れる。
沸いた出汁を注ぐ。

これだけなんだけれど、実に美味しいのだ。


オヤジ晩酌の おしのぎ


海苔吸い



飲み疲れた頃、小吸いもの椀で供すると、お客様は、たいがい喜ばれる。
アタシは、一人の時も時々作ります。

ちょっとひといき・・
口の中がさっぱりとして・・又、お酒が進むのよね(笑)


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2015年03月15日

根深葱の味噌汁

みおづくし料理帖全10巻を読破してしまう。

まっと君が、新幹線の中で読んでいて、突然、涙がぼぉ〜っと出て焦ったという話を聞き、

安い本屋をネットで探し、取り寄せてみた。



吉川英治の”新平家物語”全16巻を3回読んだ後だったので、

あまり期待もせずに2巻だけ買った。

そうしたら・・江戸時代の風景と人情、その時代の料理が面白く、残りを買い、イッキに読んでしまった。



本は、眠る前に布団の中で読む習慣なのだが、

読みたい本があると、オヤジ晩酌を早々に切り上げ寝室に行く。

枕元の電気を点け、かいまきの袖から手を出して、眠くなるまで本を読む・・至福の時だ。



突如、どうしても作ってみたい料理が頭から離れず、

とうとう、起き出して台所に下りた。




料理名は、”根深葱の味噌汁”



パジャマの上から半纏を着て、懐中電灯を持ち、庭に埋めてある葱を引き抜く。


ぶつ切りにした葱を、胡麻油で焼く。


根深葱の味噌汁




焦げ目ができたところに、昆布水を注ぎ・・・

根深葱の味噌汁2



沸騰したら火を止め、

鰹節と味噌を入れて出来上がり。


根深葱の味噌汁3




美味しかったぁ・・・・・・

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2014年11月24日

ふうふうしながら・・聖護院大根

道路きわにあるイチョウの大木は、紅葉が見ごろとなったが・・

落ち葉掃きに追われる毎日だ。

これがなかなかの重労働で、30分もすると汗ばんでくる。

山を切り開いた団地なので、雨が降ると側溝に入った落ち葉が大変。

ゴム手袋でかき集め、袋に詰めていく。


イチョウの紅葉







この小さな楓は、いつのまにか台所の出窓下にあった。

種が、どこからか飛んできたのだろうか・・

この写真は、去年の冬に撮ったもの。

20センチくらいなのに一丁前に紅葉してる姿があんまり可愛かったので・・


楓



それが・・ひょろひょろと伸びて、今はこんなに大きくなった。

もっと太くなってほしいな♪

殺風景な台所の窓が、ふさふさした楓で覆われる日が待ち遠しい。


出窓のカエデ




今朝の家仕事は、玄関ドアにクリスマスのリースをつけるところで終了☆

クリスマスが近づくと、なんかワクワクするわぁ・・


玄関ドアのリース









従兄が持ってきてくれた聖護院大根を、起き抜けにストーブで煮ておいた。

大根は、油揚げと煮るのが一番好き。

落ち葉掃きでお腹が空いたので、お昼ご飯の前に食べることに・・・


聖護院大根を煮る




おつゆも一緒に、ふうふうしながら食べる。

なんて美味しいんだろう☆


朝の汁もん




夜も、これを肴にお酒がウマイだろうな・・と・・

こんなお鍋があると、一日幸せな気持ちになれる。

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2014年08月03日

夏のボルシチ

ボルシチは、”寒い時だけの食べ物じゃない”・・と思った・・

その記録です。



山形の克子さんが送って下さったビーツを、水から30分くらい茹でて、
そのまま鍋の中で冷まして皮を剥く。

半分は、薄くスライスして冷凍保存にした。


茹でたビーツ






本来は、骨付き肉でスープを取るが、
夏真っ盛りなので、あっさりとしたボルシチが食べたくて・・

鰹節の厚削りと共に、ジャガイモを茹でました。


ボルシチ作り1




ジャガイモが柔らかくなったら、ベーコンを加えて、
檸檬の塩漬けを入れる。

人参&ビーツを摩り下ろして鍋に投入。
(後で思ったが・・人参の摩り下ろしは余計だったかも・・
 スープが、もったりしてしまった)

キャベツの千切りも加えたかったが・・なかったので省略した。

塩&胡椒で味付けしておしまい♪

冷蔵庫でキンキンに冷やし・・
サワークリームを添えて出来上がり。









 「夏のボルシチ」

ビーツが苦手な人は、多分、独特の土臭みだと思うが、
それは酸味で消えて、ほのかな甘みが残る。

トマトを加えるのが一般的だけれど、
アタシは、檸檬の塩漬けにしている。

ボルシチに、檸檬の塩漬けは絶対に外せないと思う。


ボルシチ







「インゲンのサラダ」

これは、茹でたインゲンにオリーブオイルを回して、岩塩をガリガリするだけなんだけど、
とても美味。

インゲンの茹で方って案外難しいのよね・・

沸いた鍋に塩を一つまみ、
インゲンを入れたら、よ〜く見ていて・・
緑色が鮮やかに変わったところで、即、引き上げるとちょうど良い茹で加減になる。
竹笊で、自然に冷まします。


インゲンのサラダ







ヒグラシが鳴き始まった。

もう一仕事したいのだが・・
窓を開けて聞き入る。



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2014年03月24日

野菜大好き♪

春の足音が少しだけ遠ざかってしまった・・・
とても寒い日。

午前中に、オヤジ晩酌の準備をする。


レンコン大好き!
一番好きな調理法は、やはりコレかなぁ・・

唐辛子と一緒に、牡蠣醤油でササッと炒りつける。

断然、冷めた方が美味しい♪


ハス (2)




寒いので、ストーブ無しではいられない台所。
ストーブの上は、最高の調理場なのよね・・
難しい事は考えずに、ストーブシェフに任せておけいいんだから。

昆布水だけで、野菜の旨みを充分に引き出してくれる。
逆に、出汁を使うとクドクなってしまう。

鉄鍋に、ありったけの野菜をどんどん入れて・・(里芋・大根・人参)
昆布水を、ひたひたに注ぎ・・
柚子の塩漬けを沈める。

一番上に、白菜を乗っけて、木蓋をして放置する。

この鉄鍋の良いところは、吹きこぼれないことなのよね☆

普通のお鍋だと、里芋を使うと、途中、ぶわぁ〜っと噴く(笑)


野菜鍋2




2時間弱経っただろうか・・・

鉄鍋の様子をみると・・こんな感じ♪

塩と醤油を入れて、油揚げを加えた。


野菜鍋3




う〜ん・・美味しそう〜

お昼ご飯に食べて、後は夜のお楽しみだわね(笑)

こんなにあるから、誰か誘ってもよいナ♪


野菜鍋出来上がり♪






今日も頑張ろうっと。

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2013年10月10日

換気扇と掃除用洗剤

昨年のこと・・
山の家と称して、この家で過ごす日がだんだん多くなるにつれて気になりだしたのが、
台所の換気扇だった。

スイッチを入れると、ブ〜ンという異様な大きな音がする割には、吸い込みが悪い。
冬、ガス台の前に立つと・・寒くてたまらない。
襟巻きをして料理したもんだった(爆)

フード下には、大きな網目の鉄板がビス留めされていた。
だるまに来てもらい、フード下の網目鉄板を外すと、
壁際に、ちっちゃい普通の換気扇が付いているだけだった。
そして、換気扇を止めても、外側の閉じるルーバーは開きっぱなしになっていた。
寒いわけだ・・

だるまが言った。
「昔はこういうの流行だったんだよね〜網を取っちゃって新しい安いヤツつけましょうや」

・・ということになり、引越しをして、真っ先に、だるまに一番安い換気扇を取り付けてもらった。


換気扇フード




時々、汚れが気になったら、手作りのミントスプレーを、
水で濡らしたペーパータオルに吹き付けて、サッと拭くだけの手入れで簡単に済む。

へたに換気扇カバーなどを取り付けるより、ずっと効率良くて綺麗が保てるのよね。

こうして写真で見ると、ブリキ板の汚れが目立つなぁ・・
いずれ、ステンレスの板を貼ったらいいわね・・


換気扇


換気扇のスイッチは、シンクサイドにあるので、遠くて使いにくい。
だから常にONにしておいて、
換気扇を使う時は、紐を引っ張る方が使いやすい。

そして・・引っ張りやすいように、紐の先に、木製の輪投げの輪をくくりつけた(笑)


換気扇の紐



油汚れ落としの洗剤は、どこに降りかかっても安全なものがいいので、
アタシは2種の洗剤を手作りしている。

一つは "ミントスプレー" 
無水エタノール30ml+ミントオイル5ml+精製水。
最初に、無水エタノールとミントオイルをよく混ぜ、精製水を入れて出来上がり。

常時、市販のドレッシングボトルに作り置き、ストックしてある。
(ドレッシングボトルって、カシャカシャと振りやすいように出来ていて感心する)
そして、スプレーボトルに入れ替えて使う。

無水エタノールと精製水はドラッグストアで買えるが、
ミントオイルは"北見のハッカ油"が天然で良いように思うので、ネット注文している。

このミントスプレーは、なかなか優れもので、とても気持ちよく綺麗になる。
洗濯機を回しながら、洗面所やトイレットの床もこれで毎日拭くのが日課。
だから、ウチにはトイレ用のマットもスリッパも置いてない(笑)


ミントスプレー




もう一つは "ローズマリーの粉" 
ローズマリーは、風通しの良い室内でカラカラに乾燥させておく。
モンゴルの天然重曹に、ドライローズマリーを粉砕して混ぜたもの。

ガス台の汚れは、これを使うことが多い。
パラパラと撒き、水で濡らしたペーパータオルで拭くだけ。
サッと綺麗に落ちるヨ♪

ローズマリー粉



ミントスプレーもローズマリー粉も、香りがいい。
香りを嗅ぎたいがために、まめに掃除するようになるのよね(笑)

アタシの自慢の日用品です☆






オヤジ晩酌


甘酢ラッキョウで焼酎飲んでます。

塩ラッキョウも美味しいんだけど、ちょっと甘めのラッキョウもよいナ☆
焼酎によく合う。


ラッキョウ




「コンニャク汁」

今夜は、ジャガイモ・人参・小松菜・椎茸・エノキ


コンニャク汁



あ、そうそう!
コンニャクの塩もみなんだけど・・・
やはり、カットしてから塩で揉むと、更に美味しくなる事が判明。

大きいまま塩もみするなんて言って・・ゴメンヨ(汗)
こんなにアクが出る・・

コンニャクの塩揉み



しかし、コンニャク汁ってなんて美味しいんだろう・・

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2013年10月07日

秋の夜長に思うこと

急激に寒くなったと思いきや、
今日は半袖でちょうどいいくらいの天気。

玄関脇のツリバナが赤い実をたくさんつけた。
かわいい♪


ツリバナの実



ミョウガはもう終わりかなと思っていたら、こんなに採れた。


ミョウガ



唐辛子は、植えた場所が気に入ったのか・・毎日このくらいずつ収穫できる。
干して保存すれば、一年分の鷹の爪が確保できるなぁ・・


唐辛子






オヤジ晩酌


「秋刀魚」

庭のスダチがなくなるまで、秋刀魚を買い続けてしまう。

しかし、美味しい・・・なんて美味しいのだろう・・
食べかけでゴメンヨ(爆)


秋刀魚




「コンニャク汁」

ネットニュースで見た、群馬のコンニャク汁が美味しそうだったので拵えた。
本来は、里芋や大根、人参、牛蒡、など様々な野菜が入るらしいが、
今ある野菜だけで作った。

塩もみしたコンニャクと、生姜の千切りと唐辛子をオリーブオイルで炒め、
昆布水を加え、ジャガイモを煮たら、
ミョウガと小松菜を加えて出来上がり。
麺つゆで味付け。

ものすごく美味しくてびっくりの味だった。


こんにゃく汁




楽しく料理して、気に入った器によそい、美味しくお酒を飲む。
これが一日の締めくくり行事なんだけど・・

清潔な部屋だということが、絶対条件かもしれないな。

幸いにして、古い家だということが、掃除を楽しくさせる。
最近、ハタキと箒を使って掃除するようになった。
"祓う" ことは大事なんだと感じるようになった。



やっぱり、日々の掃除は大切だなぁとつくづく思った日。

at 20:02|PermalinkComments(10)

2013年09月28日

梅の実の不思議

ウチの保存食用の冷蔵庫の中に眠っていた "あるもの" を思い出した。

しっぽが教えてくれたレシピなんだけど・・
酒粕の中に青梅を入れて、3ヶ月くらい寝かしてから梅の実を食べるそうな。
梅の実が柔らかくなって、それはそれは美味しいらしい。

酒粕だけなの?と、しつこく聞いたら、砂糖を入れたような気もするとか、あやふやだった。

イマイチ信用ならない感じがしたが、
酒粕と青梅というコラボレーションに惹かれて、仕込んでみた。

酒粕の中に青梅を突っ込んで冷蔵庫に置いただけなんだけどね(笑)

1年と3ヶ月が過ぎた・・・
完全に忘れ去っていたんです。

梅の実はズブズブになっていた。
恐る恐る食べてみたら・・
過激に不味い。
もちろん飲み込めず、うがいをしたほど。


このままでは済まされないな・・里梅なんだから。
瞑目して考えた。

ズブズブの梅の実ごと、酒粕を取り出し、味噌を加えて・・
魚の切り身を漬けてみたらどうだろうか。




オヤジ晩酌

「鰆の味噌粕漬け」

鰆の身が引き締まって、ぷっくりと焼けた。
梅の風味はかすかに感じるけれど前面に出ず、
甘過ぎず、しょっぱ過ぎず、上品な酸味がある。
すごくふくよかな味。


鰆の味噌漬け





「空芯菜の塩炒め」


空芯菜の塩炒め




「道明寺」

お彼岸に お萩を作ったが、団子だけが余ってしまったのでパーシャルしておいた。
フライパンに胡麻油をたっぷり入れて、団子を焼き、
丼に入れ、麺つゆ仕立てのスープを張る。

コレ、すごく美味しいよー☆


道明寺




夜になるとぐっと冷え込む。
コタツ出そうかしらなんて考えながら・・

熱燗イッテます。

at 20:45|PermalinkComments(6)