道具

2017年08月31日

常に手に取る道具だから

暮らしの中心は、やはり台所だろう。
「かまどを持って一人前」という言葉が好き。


亡父は、アタシをつかまえると必ず言っていた。
まだほんの子供時代から。
「家事を生き生きと嬉しげにこなす女が一番高級だ」

繰り返し耳に入るその言葉に、知らず知らず洗脳されたように思う。
こなすかどうかは別として、アタシは台所が一番好きなのだ。

美味しいものを作る喜びと楽しさは何物にも代えがたく、
お財布を考えながら買い物に行き、鼻歌交じりで料理する喜び・・
最高に幸せを感じる時だ。


そして、その気になる台所の雰囲気が重要で・・・・・・
目に入るもの手に取るものすべて、美しくないと気分が高揚しない。
かといって、アタシの台所には、トレンドな高級品は一つもない。
そんな台所は、古道具でごちゃごちゃとあふれかえっているのだ。


この木の桶は、バターナイフやトンクなどを収納?している。
もともとは、柄杓。
20年ほど前になるかしら・・川越の桶屋で作ってもらった。
流石にタガが緩んでしまい、取っ手がとれてしまったので、
第二の桶生を与えた。


木桶





使う頻度の高い小さなボウルは、こうして流し台の傍に置く。
サッと取って使い、洗ったら仕舞わずに・・が鉄則。
クッキーが入っていた籠に、ぴったり収まったので使いやすい。
このボウル、食卓で使う事も多く、
枝豆の殻を捨てたり、葡萄の皮を捨てたりと重宝する。
食べ殻の一時置き場でも、やはり美しい器がいいものね・・


クリストフル ボウル









オヤジ晩酌


「酢鶏」

去年仕込んで失敗だった梅シロップ、これを使う事にする。
ネットで見て仕込んだのだが、塩少々入れたのが敗因だった。
飲むと、塩気が邪魔して美味しくないというか、はっきり不味い。
しかし、酢鶏には最高の調味料だった☆

隠し味に、醤油を少し回した。
茹で卵も一緒に煮込む。


酢鶏





「ひじきとピーマンと人参のサラダ」

とうとうこれにハマる。
今日は隠し味で「しょっつる」を少量使ってみる。
檸檬汁とも相性がいいようだし、味わいが深くなったわ。


ひじきのサラダ







酢鶏があんまり美味しいので、また作る。
実は、失敗したら悲しいからと、鶏手羽もう一パックとってあった。

今度はジャガイモを入れてみた。
ジャガイモは、小ぶりな圧力鍋で茹でた。

酔いながら料理すると、思わぬ美味しいものができる確率が高い。


酢鶏鍋



出来た☆


ジャガイモ酢鶏出来た☆



明日は更に美味しくなってることだろう



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2017年05月29日

薬研

いつかきっと・・ここまで来るなと思っていた・・
ぶらりと立ち寄った骨董屋で見つけた。

薬研

居場所はここにしようと思いながら帰って来た。


薬研


使った後の掃除は、床屋の竜さんにもらった刷毛がよいな・・と考える。
この刷毛は、今は製造してないらしく、持ち手の木には彫刻が施され、
刷毛は馬の尻尾で出来ている。
洗剤で洗えると、竜さんが言っていた。
(後ろの小箒は、鰹節削り器用)

刷毛


ゆっくりと軽く、木車を回すだけで、
ホールの胡椒が挽ける。





オヤジ晩酌


絹サヤと卵の炒め物で安焼酎
薬研で黒胡椒たっぷりと挽いた。


絹さや卵とじ



格段に、黒胡椒の香りが冴えてるような気がする☆


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2017年05月02日

陶器市へ

歩いた歩いたぁ

家に帰り、風呂上りの麦酒を飲んだら、酔いが一気に回る。


連れ帰ったモノ


「机上工芸舎のマットなステンレスのトンク」


トンク


ステンレスを叩いて、高温の窯に入れて焼くと、
こういう風なマットな地肌になるらしい。
薄いのと、掴み手が凄く柔らかいので、使い勝手がいいと思ったのよね。








焼酎サーバーに惹きつけられ・・・後先も考えずに連れ帰る。

矢津田 義則さん作


焼酎サーバー







オヤジ晩酌


チーズ&干しぶどう



安焼酎も旨し


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2017年04月12日

小さな木蓋

”小さな木蓋”が台所に来てから、料理が楽しくってしかたがないのよ♪

木蓋



骨董市で見つけた小さな木蓋は、見た瞬間、
(あ、絶対いい!)って思った。

もともとの素性は、お煎餅を丸く延ばすためのものらしい。
お煎餅屋さんの道具。

使ってみて納得。厚みがあるので、吹きこぼれゼロなの。
それに、木が枯れているので、水滴が付かない。


木蓋3




パッと使えるように、定位置はここにした。ガス台の横。


木蓋2






気分がいい日のオヤジ晩酌


今日はなんだかとってもトマトっぽいものが食べたかったので、
午前中、仕事前にトマトソースを作っておいた。

風呂上りの麦酒はパス。
スパークリングワインを飲みながら、葉玉葱をオリーブオイルで炒め、
岩塩&黒胡椒ガリガリ。


葉玉葱の塩炒め




木蓋を乗せると、お湯が早く沸くのにも満足☆

パスタ用のお湯を沸かす




アマトリチャーナ


アマトリチャーナ



ほんに気分がいい夜だわ♪


スパークリングワイン


人間て、些細な事にも有頂天になるのよね・・
あぁ幸せだわぁ


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2017年04月01日

砥石のこと

小雨模様の寒い日
最近楽しみにしている土曜の市に出かける。
家から北に向かって車で15分位の所に立つ ”古もの市”

別に欲しい物もないが、
古もの好きなアタシには、とってもいい気分転換になるもの♪


竹屋の店で目に留まり、連れ帰ったのは・・

火吹き竹
 千円デシタ・・高いか安いかわからん・・飴色の竹に何とも惹かれた。
 でも、こういうの使ってみたかった☆

火吹き竹




気分良く、さぁ帰ろうと・・その時、見たことも無い ”もの” に遭遇する。

店の人とは顔馴染みなので、挨拶がてら「これは何?」と聞いてみた。
天然石の砥石だそうな・・・
知り合いの板前さんが廃業するので譲ってもらったそうだ。
話を聞いているうちに、段々と気持ちが揺らいでいった。

というのも、今朝、偶然に見つけた面白いブログの中の、
包丁を研ぐ記事を読んだばかりだからだ。

アタシは今でも、包丁を買った店に砥ぎに出している。
砥石の良し悪しも全く分からず、まして、研ぎ方も知らない・・

しかし、(この出会いしかないかもしれない)との思いに負け、
即、連れ帰ることになった。
一万円という自分としては、大胆な買い物だったぁ・・


砥石


ものすごく重いし、おっきい・・どうする・・何処に置いたらいいのか・・




興奮の坩堝の中、お腹すいた〜

お昼ご飯


ベーコンと椎茸炒め

ベーコンと椎茸の炒め物



西の料理番に教わった 「もずくスープ」

辛い酢をたっぷり使うと美味しい♪


もずくスープ



食べながらも、砥石のことで頭がいっぱい。

包丁の研ぎ方を覚えないと!


at 13:29|PermalinkComments(4)

2017年02月13日

道具

もう何年も前のことだが・・
仕事帰りに道の駅に寄ると、フリーマーケットの市が立っていた。

鍋釜、フライパンなど、所狭しと並べてニコニコしているオジサンがいた。
露天での商いが楽しくてしょうがないといった風体。
とても爽やかで気持ちよかった。

見たことも無い、柄のついた金網に興味が沸き、
「これは何に使う道具ですか?」と聞いた。

本来は銀杏炒りだそうだが、
オジサンは、砕いた餅を炒るのに使っていると言っていた。

「デットストックで新品なのに、誰も持っていかないんだよね、安くするから持ってってよ」
という言葉に、あまり活躍しそうもないなと思ったが、つい買ってしまった。

500円だったと記憶している。




ところが、この金網、素晴らしく優れものだった。

今朝も、ピーナッツを炒った。

生のピーナッツを天日で干して乾燥させたものを、
床屋の龍さんの知人の農家から分けてもらっている。
不耕起栽培で、無農薬無肥料のピーナッツ。
味が濃くてほんとうに美味しいので、アタシは何キロもストックしている。


金網の蓋は、半分に折れる。
蓋をして火にかける。
時々カラカラと揺すってもピーナッツが飛ばないのよね。

強火の遠火  これがコツ。

ピーナツを炒る




30分後、出来上がり〜

冷めてから缶に詰めて、毎夜の肴になる。


ピーナツを炒る2








オヤジ晩酌


ピーナッツをつまみながら麦酒を飲む。


〆は、甘海老ちらし寿司

冷凍してある桜飯(赤梅酢で作る酢飯)があるので、
いつでも、ちらし寿司が簡単に出来るのよ♪


甘エビ寿司丼




しかし、いつもいつも思うことだけれど・・
昔の道具って素晴らしいなぁ


at 19:53|PermalinkComments(0)

2016年01月22日

ウチの給湯器

ウチの給湯器


このボコボコ薬缶は愛着がある。
そして、冬場の給湯器として活躍中なのだ。

台湾茶を淹れる時、始めに熱湯で洗茶をするが、
それも、この薬缶に入れてしまうし、出がらしのお茶も入れる。
特に、凍頂烏龍茶などは、油がよく落ちる。

沸いたお湯はポットに入れておいて、台所の洗い物に使っている。


アタシは、手が荒れるのが嫌なので、台所で、お湯は使わないが、
油ものの鍋や食器に、お湯を回しかけてから洗うことにしている。






今日の料理

火鉢の上で作った ”味噌ピー”


味噌ピー





オヤジ晩酌

ハムを炒めて、麦酒&ウイスキー

ハム



冷えてきた。

明日は雪かもしれない・・

at 22:23|PermalinkComments(2)

2015年11月30日

大地の恵み

今年の柚子仕事
柚子の塩漬けはまだあるので、ポン酢と化粧水を作ることにした。


柚子


妙に手順よくいったので書き留めておくことに。

 “省に切った柚子を絞って、果汁をボウルに。
   
◆ー錣肋忙夘咾貌れておく。

 柚子の残骸は、排水溝用ネットに詰めて冷凍。(お風呂用)




柚子ポン酢

果汁と醤油は、ほぼ同量。
味醂は3割程度。

アタシは酸味が強い方が好きなので、果汁を多くした。
昆布と鰹節を大量に投入して、一日寝かせる。
昆布を引き上げ、漉して、ポン酢の完成。

引き上げた昆布は、ストーブで煮て、佃煮にする。
これがまた、とっても美味。
だから昆布は奮発して、尾札部白口浜元揃を使った。

出来上がったポン酢

柚子ポンが出来た





瓶に入れた種は、焼酎を注ぎ、1ヶ月ほど寝かせて漉す。
これで1年分の化粧水。


柚子化粧水を仕込む






お昼ご飯は、鳥めしを作る。


とり飯を作る


今回、発見があった♪
昆布をハサミで細くカットして一緒に炊き込むといい事が分かった。
今までは、釧路昆布を大きめカットで使っていたが、
炊き込むとバラバラになって見た目も味も悪かった。
尾札部だと食べた時の食感が実にいいし、昆布も美味しく食べられる。


とり飯




そうそう、柚子を大量に絞るための道具を自慢したい(笑)

”大きなレモン絞り器”がとてもいい♪

旅の途中、ぶらりと入った雑貨屋で買った。
かれこれ15年くらい経つかしら・・・
メーカーは、アレッシーだったと思う。


檸檬絞り器


at 14:31|PermalinkComments(4)

2015年09月26日

一目惚れ

”おつかいもの” を選ぶ時って、あれこれ悩む。
埼玉に住む友人に、森の家地方の美味しいものを送ろうと迷った。
お菓子もいいけれど、お漬物なんてどうだろう・・
とっても親しい人なので、電話して聞いてみた。
漬物が嬉しいと言う♪

「たまり漬け」という有名な漬物があるが、これは添加物の味がする。
「ろばた漬け」という漬物屋のものは、保存料も着色料も使用ぜず、
自然な味で凄く美味しい。
日光街道を上って、今市の店まで買いに行った。


その帰り道・・・・
いつぞや、「お宝」と書いてある看板が気になり、引き返した店・・
覚えておられるだろうか?

今日は、迷うことなく車を乗り入れた。
しかし、ここは女一人が入れるような店じゃない(笑)
相変わらず、ガラクタが山積みされていた。

買ったもの
テラコッタの小さな植木鉢2つ (100円也)
ちっちゃくてボコボコの片手鍋 (50円也)



もう嬉しくて々・・・・

ものすごくちっちゃいのよ〜

小さい片手鍋


このデコボコ感が、何ともたまらなく好き♪


小さい片手鍋2



どぉ? 可愛いでしょ☆!


小さい片手鍋3






オヤジ晩酌


ローズマリーとアンチョビのピザを焼いた。

今夜はワインを開けようっと♪


ローズマリーとアンチョビのピザ




外仕事以外で、家から出たのは何日ぶりかしら・・いや、何週間ぶりかも・・

仕事部屋に籠もり、
夜は、チャッチャと料理をして安焼酎を楽しく飲み、
布団に入ったら、眠くなるまで本を読む。

こんな日常だけど、
今日みたいに、大好きな古ものに出会うと最高に幸せ☆

さぁ、明日もがんばろう

at 20:38|PermalinkComments(4)

2015年06月18日

錆びた鉄は凄い

このサビサビの鉄は、骨董市で買いました。

見た瞬間に、コレだ!と思ったんです。
卓上三河黒七輪に、長さが合うかもしれないとも・・

何も、錆びた鉄網など買わなくてもと思われるかもしれませんが、
錆びてるからこその威力を、アタシは知ってしまったんです。


サビサビ網





この錆びたフォークは、いつも行く店で、一目惚れで買ったものですが、
これが最高に使いやすい。

錆びた鉄のフォーク♪


野菜が煮えたかどうか刺してみる。
油揚げを刺して、熱湯を回しかけ油抜きをする。
錆の効用で、一旦刺したら、するっと抜け落ちないから、誠に使いやすい。

ピザ生地台やコンニャクに、まんべんなく穴を開ける時も使ってるな♪

使用後は、水で洗うだけでいいし、水滴は拭き取らない。
すぐ乾く。
良い事尽くめなのだ。


使い続けると・・こうなる・・
赤錆び色は消える。
黒光りしてるでしょ♪

調理には欠かせない道具になった。

錆びた鉄のフォーク







オヤジ晩酌


初夏なのに、夜になると、ぐっと寒くなる。

焼き鳥屋で買ってきた”焼き鳥”を、焼き直す。

やっぱり炭火だと美味しいなぁ〜☆


「七輪で焼き鳥」

焼き鳥


焼き鳥2




焼き鳥のこびりつきは、水だけで、さぁ〜っと落ちる。
臭いも残らないから不思議なのよねぇ・・

錆びてるからこそなんですよ・・これがステンレスだったら大変だと思うわ・・


五徳の水洗い


お餅を並べて焼くのにも、きっとよいな♪

錆びた鉄・・バンザイ☆

at 20:16|PermalinkComments(6)