道具

2015年06月11日

銀のトレイ

月に一度の、大前神社骨董市・・
今や、アタシの楽しみの一つとなった。

何も探すあてもないまま、神社の境内を散策するのも楽しいし、
時を経て、なお、精彩を放つ”もの”に出会うこともある。

もう何年も・・縁があれば欲しいなと思い続けていたものに、出逢った。



ウチの近所にある店で見かけた”真鍮の銀メッキトレイ”
欲しかったが、とても手が出る値段ではなかった。
でも、淵が浅くて使い勝手が良さそうなトレイに、心を奪われ、
石鹸やハーブオイルを買いに行く度に、
そのトレイを手に取っては溜め息だった。


先月の大前神社の骨董市で・・何と、それはアタシの元へやって来た。

ただ・・アタシが欲しかったのはトレイだけなのに、
ポット・クリーマー・シュガーポットとのセットだった。



トレイだけ、毎日のように使っていたが・・

雨季のこの時期、アイスコーヒーを作るようになり、
水出し後の珈琲を保存する時に、ハッと思う。

(そうだわ!あのポットに入れて冷蔵庫で冷やそう)

こういう瞬間が嬉しい☆


水出し珈琲


アイスコーヒー



クリーマーとシュガーポットも、こうして見るといろいろ使えるかも・・でも・・

珈琲や紅茶にはクリームを入れないし、お砂糖も使わないので持て余す。

どなたか、いいアイディアをお願いします。


クリーマー&シュガーポット

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2015年03月23日

七輪に夢中

これは、三河黒七輪と言って、アタシが長年憧れ続けていたもの・・

先日、仕事帰りに立ち寄った懐かしい”解体屋”で発見した。

ほんと・・びっくりしたわぁ

社長さんに値段を聞いたら、「500円でいいよ」ですって☆

どうやら社長さんは、三河黒七輪をご存じないようだった・・


三河黒七輪



その日以来、台所の食卓の上で、毎日のように活躍してる。


目玉焼きを焼いてみた・・

どうなってるのだろ・・と、蓋を開けてみたら、ちょっと早かったわ・・

蓋をして、七輪から外したらちょうどよい焼き上がりになりました♪


目玉焼き




昨夜の残り物のコロッケも、炭で炙るとサックサクになる。


コロッケ






お昼ご飯

向田邦子レシピ本を眺めていて食べたくなり・・

人参ご飯を作ってみた。

向田さんと違うところは、酢(梅酢)を使ってみようと思ったこと。

ご飯は普通に炊き、梅酢を混ぜて、あらかじめ煮ておいた人参&油揚げと和えてみた。

あんまり美味しく出来たので、お隣りにもお届けした。


人参ご飯









「キャベツのサラダ」

ネット検索で「キャベツ」と入力したら出てきたレシピを真似してみた。

ポリ袋に、千切ったキャベツをどんどん入れていき、
胡麻油・塩・すりおろしニンニクを入れ、ふわぁ〜っと混ぜて、冷蔵庫でしばらく休ませる。

(ネットレシピでは、昆布茶を使うとあったが、ウチにはないので、
 ”乾燥すき昆布”をハサミで切って混ぜ込んでみる)


このサラダ、パンチが効いててとっても美味しい☆

偶然上手くいったけれど、塩加減で決まると思った。

ほんのり軽い塩が、キャベツの甘みを引き出すのかなぁ・・

仕上げに黒胡椒を挽く。

すき昆布の食感もよいナ♪


キャベツ&すき昆布のサラダ






すっかり炭の虜になった。

薪のクッキングストーブに憧れていたアタシは何処へやら・・

やっぱり、古い我家には、火鉢や七輪が合うんだなぁ・・


で、今・・風呂上りの麦酒飲みながら、金時豆を煮てます☆


豆を煮る



甘煮にするつもり♪

無謀にも、浸水させない金時豆をいきなり煮てるけれど・・どうなることやら・・

酔いが回って眠くなる頃までには柔らかくなってるでしょう・・炭火だもの・・きっとネ。


案外早く煮えた・・・


煮豆


そういえば、この鍋も解体屋でゲットしたんだったわ・・

小さいのに何でもこなす。

使わない日はない程、こき使ってる。

なじんだ道具は宝物になるのよね・・



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2015年01月20日

育った鉄鍋

遠方からの友人のリクエストはいつもおんなじ・・

「餃子が食べたい」なのだ・・

もちろん、森の家地方と言えば餃子なんだけれど・・

たまには、手巻き寿司がいいとか言ってくれないかなぁと内心、舌打ちしてしまう。




しかし、鉄鍋は順調に育った。

何年掛かったろう・・・南部鉄のすき焼き鍋を、餃子専用にしてから紆余曲折があった。

真っ黒焦げになったり、餃子が剥がれなかったり、ずいぶん泣かされた。

今では、音を聞き分けられるようになり、ジャストタイミングで焼けるようになった☆




カンカンに熱した鉄鍋に、餃子を乗せ、2分ほどそのまま動かさない。

餃子を、お箸でずらしてみる。(この時、餃子が、つるつる滑る)

餃子裏に、うっすら焦げ目が付いたのを確認してから、水を入れて蓋をする。

強火のまま、10分。


餃子鍋



バチバチという大きな音がしてきたら、焼き上がりのサイン。

すかさず蓋を取り、餃子の上から胡麻油を回して火を止める。


(今までは、ここまで待てなくて、蓋を開けて確かめたり・・
 焦げるのが怖くて、火を弱くしたりして・・失敗の連続だった)


そして、ここからが重要なポイント。

再び蓋をして、3分くらい待つ。



つるりんと餃子が剥がれる♪


餃子鍋2





みんなの歓声を聞くのがアタシのビタミン剤となる今日この頃・・



餃子




この鉄鍋・・絶対に洗剤で洗ってはいけない。

たわしを使い、水で洗ったら、火に掛けて水分を飛ばす。

オリーブオイルを少量垂らしてキッチンペーパーで拭って、おしまい。

酔っ払っちゃって、翌朝仕事となる時も多し。
鉄鍋に水を張ってガス台のそのまま放置しておく。

鉄が育つと、何でも言うことをきくようになる。


皮はパリっと、中はジューシーで・・本当に美味しく焼ける。

もうテフロンフライパンは使えない・・・・

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2014年10月17日

単純ほど上手くいく

南瓜を煮た。

いつも切り方に迷うのだけど、
何のことは無い・・くし型でいいのね♪
鍋にぴったりと敷き詰められるということがわかった。

南瓜鍋に、ひたひたの昆布水&酒を注ぎ、
ガガーっと強火で煮てから、きび砂糖を南瓜の上に乗せ、
少量の醤油を回して、汁気が飛ぶまで煮る。

最初から最後まで南瓜を動かさず煮ると上手くいく。

しかし、この古い浅鍋・・・使い勝手がとってもいい♪


南瓜を煮る






この坊主鍋もとっても古いのよ・・

かさばる青菜炒めなどは、フライパン代わりに坊主鍋を使う。

火の回りが均一なので、短時間で色鮮やかにシャキっと炒めることが出来る。

銅に油が馴染んでいるので、卵などスルスルと焼けるのよ♪

手入れは、すごく楽なの☆
使い終わったら水で汚れを落とし、火にかけて乾燥するだけ。
水の粒がコロコロと転がって・・面白いほどアッという間に乾く。

洗剤は、絶対に使ってはならない。


坊主鍋1




裏面は焼け爛れている。
酷使してるのがわかるでしょ?


坊主鍋2


本来、銅の坊主鍋は、餡子を煮たり、ジャム作りに使うものだという・・

こういう風に使ってる人、いったいどのくらいいるかしら(笑)









オヤジ晩酌

「ニラ玉」

銅の坊主鍋一つで、チャッチャと作った。

卵も、割りほぐしたわけじゃなく、
炒めたニラの上に割って箸で崩し、鍋を煽るだけ。
卵は、鍋にこびりついたりしないのよ。

中国料理のシェフが、中華鍋を片手で煽り、鉄のお玉を操る動作はカッコいいけれど・・
このニラ玉は、ヘラは使わず菜箸だけの調理なんです。
お箸って便利よね♪

胡麻油と塩だけの味。


韮玉





調理道具は、使い古すほど馴染んでくるし、
こっちの言うことを聞くようになるのよね・・・

必ずしも、高価でトレンディな鍋やフライパンがいいとは限らないし、
ピカピカに磨いてディスプレイする要素もない。

そこら辺りが、料理好きにはたまらない魅力となる。




「宗八カレイの干物」

宗八カレイの干物





麦酒から田酒に切り替えた。

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2014年09月06日

銅のたらい

いつもの店に、散歩がてら・・ぶらりと行ってみる。

蚊取り線香と、レモンティーツリーの精油を買い・・

包んでもらってる間、店内をふらつく。


銅の古びた たらい に目が止まる・・・
デコボコの たらい・・

う〜ん素敵・・

こういう瞬間って、ものすごく好きなんだけど・・辛くもある(笑)

使い道や置き場所を、繰り返し頭の中で考える。

店内を、行きつ戻りつ・・一歩一歩考えながら・・

そうよ!出しっ放しにしておけばいいんだわ☆






家に連れて帰った。

流し台のシンクが二つあるので、
野菜などを洗う、小さい方のシンクで使うことにする。

水を入れっ放しにしておいたままでも、ぬるぬるしないのは
銅のおりこうさんなところ。

時代を経て、鈍い光を発する銅のたらい・・

流し台に立っただけで、わくわくする。


銅のたらい










今夜の肴をどうしようか・・と・・

食べたくなったのは、ジャガイモの煮っころがしだった。

仕事部屋に入る前に作る。

ジャガイモを丸ごと煮るには、土鍋がいい。

土鍋に入れたジャガイモに、ひたひたの昆布水を注ぎ火に掛ける。

ジャガイモ鍋



蓋をしてゆっくり煮て、ジャガイモが煮えたら・・

味醂と麺つゆと醤油少々を足してコトコト。

丸ごとジャガイモの煮っころがしは、アタシは甘めが好きなので・・
きび砂糖も入れた。

インゲンが少しだけあったので、味出しに入れる。

煮っころがしは、ジャガイモが少々崩れた方が断然美味しい。

飴色になったところで、今日は油麩を加えてみた。

油麩が、汁をすっかり吸ったところで火を止め、休ませる。


ジャガイモの煮っころがし




ジャガイモのヌメリを、油麩がすっかり吸うと美味しいのよ。

見かけは悪いが、料理屋では味わえない家庭料理の醍醐味と思う。

この土鍋は、伊賀焼きの味噌汁鍋なんだけれど、こういう風に使うとすこぶる調子がいい。

余熱で煮飛ばすと、鍋底にくっついたり焦げたりしない。


土鍋と煮っころがし








今日は朝のうちはお日様がさしていたが、午後からは雲行きが怪しくなり小雨が降った。

なんとなく蒸し暑く、仕事もはかどらない。

こんな夜は、冷酒と少しばかりの刺身がいいな・・と、

魚屋に行き、マグロぶつを買った。

げんきんなもので、晩酌の肴が整うと俄然ヤル気が出て、時間超過で頑張った。

たわいもない日常だ。







オヤジ晩酌


「ジャガイモの煮っころがし」


ジャガイモの煮っころがし♪





刺身で菊水を飲む。


刺身と冷酒



日本人でよかった・・・・

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2014年04月17日

食卓の道具

野菜屋の荷物の中に・・
又、サツマイモが入ってた

もう料理法が思い浮かばないので・・
蒸して、隣近所に配ろうと思った。

しかし、圧力鍋で蒸したのが敗因。
蓋を開けて仰天した。

紫芋だったぁ

それも圧力の時間が長過ぎたのだろう・・
毒々しい真紫のマッシュポテトになった(涙)


そうだ・・こうなったらパンを焼こう。


形悪いけど・・焼き上がり〜


紫芋パン




バターをたっぷり使ったせいか、
意外に美味だった☆

ほんのり甘くて、こってりしてる・・

パンの本を見たら、サツマイモパンに黒胡麻を入れると更に美味しいらしい。
今度やってみようっと☆

これで、サツマイモ怖くなくなった(笑)

めでたいな!

紫芋パン2








これは、うさぎさんが作ってくれた ”食卓箒”

元は、盆栽用の刷毛だと言っていた。

ガーデンショップの裏山で採った木の実のアレンジが可愛い♪

箒の後ろに見えるのは、鍋敷きです。
薄いので、ちりとり代わりに重宝してる。

この箒、細かなクズも良く取れるのよー
とっても便利。


食卓の箒



こういう道具って、気持ちが華やぐよね♪

やっぱりプロは凄いや・・と思った。

うさぎさん、どうもありがとう

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2014年02月13日

羽釜の木蓋

古い物を大切に使う事は、アタシの生活身上のひとつ。

壊れたら、極力、直して使いたいし、
年月が経つほどに品格がよく分かってくるので、分身のようになる。

愛用の羽釜の木蓋が怪しくなってきた。
取っ手が、するすると抜けるようになり、万が一、落としたら割れてしまいそうな気配。

祖母から母へと受け継がれた羽釜で、里の物置から発掘した(笑)

最初は、羽釜の性格がつかめなくて手こずったが・・
今や、白米を炊くには、これ無しでは考えられないくらい使いこなせるようになった。

さすがに、木蓋だけは新しいのに代えなくちゃならないなぁ・・と・・
友人の木工職人に電話をしてみた。
現状を説明して、分厚い木蓋を作ってほしいと頼んだ。

「それは修理した方が簡単だなぁ」・・との答えだった。


夕ご飯作っていくねと言ったものの、冷蔵庫には何もなかった(汗)
とりあえず、大豆玄米ご飯を炊き、
里芋があったので、煮っころがしを作り、
常備菜の "昆布の佃煮" "小魚と胡桃の佃煮" をタッパーに詰める。



TAKAさんの居間は暖かだった。

珈琲を淹れてくれて・・
アタシがそれを飲んでいる間、彼は黙って、羽釜の蓋を観察していた。


TAKAさんの居間



どうやって直すのかと思ったら・・

葉書をハサミで切り、蓋と取っ手の隙間に一枚ずつ差し込んでいった。

一旦、葉書を取り出して、
濡らした和紙を手でちぎり、葉書に巻いて、又同じような工程で差し込んだ。

最後は木工ボンドで接着して終了。

蓋の取っ手はピクとも動かなくなった。



「豆スープ作ったから一緒に食おうぜ」と、彼はせっせと食卓にお茶碗やお皿を並べ始めた。

朝からずっと、薪ストーブにかけてあるという鍋から、いい匂いが立ち昇る。

よそってくれたスープカップに目が釘付けになった・・・
なんと!アタシが秘かに覗き込んでるブログ主の作品ではないか!

小林ゆうさんという造形作家。

アタシは、この人の器を好きじゃないんだけれど(重そうだし使い勝手が悪そう)
彼女の暮らしぶりに凄く惹かれてる。

豆スープがあまりにも美味しくて・・
あ、写真!と思った時は、スープは残り少なくなっちゃった(笑)


小林ゆうさんのカップ

しかし・・使ってみないとわからないものなのねぇ・・
感動的な器だった。
確かに重いんだけど、手の収まりが良くて意外だった。
スープには、この器だなぁと思う。

どうして彼女の作品を持ってるのかと聞くと、
松本クラフト展で知り合ったそうだ。
そういえば、TAKAさんも毎年出展してたっけ・・





オヤジ晩酌


「鳥唐」 と 「ホウレン草のおひたし」

鶏肉は、いつもは酒&醤油に漬け込むが、
檸檬の塩漬けの塩で揉んで、1日寝かせてみた。


鳥唐&ホウレン草








「こんな木はどこを探してもないぜ、新しく作っても、今と同じくご飯炊けないと思うよ」

そう言ったTAKAさんの言葉をかみしめながら・・

80年は働き続けているであろう羽釜を、いっそう愛しく思った夜。

羽釜


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2013年11月13日

庭の冬支度

昨日今日で、ぐんと寒くなりました。
庭の銀杏が・・少し紅葉してきたわ。

庭の銀杏


山茶花もいっせいに咲き出しました。

山茶花

山茶花2


毎朝、小枝を切っては・・
家中の要所要所に挿していくのが忙しくなります(笑)
切りながら落としてしまった花は、こうしてボウルに浮かべて食卓に。


食卓の山茶花




庭の掃除を兼ねて、伸び放題の笹を切る作業はshinが引き受けた。

庭の笹


ずいぶんと静かだなぁと思っていたら・・
なんと!笹で庭箒を作っていた(唖然)


笹箒



ファゴットも吹ける"でえく"から"掃除のおっさん"になった(爆)

自作笹箒はとっても掃きやすいそうな・・

shin





宴会


スーパーで目に留まった仙台麩・・
初めての試みで、切り湯葉と長ヒジキと煮てみたら、すごく美味しくできた☆
仙台麩にハマリそう。


ヒジキと湯葉と仙台麩の煮物



「イカ焼き」

単純に、オリーブオイルでサッと炒めて醤油


イカ焼きで一杯



宴会にしてはちょっと貧相な肴だナァ(笑)

shinの旅土産の"獺祭"を冷で酌み交わした。

代々木公園のベンチでお握り食べてたら、「仕事あんの?なかったら紹介するけど」
・・と、土木作業員にスカウトされた話、
職場での様々なハプニング、
自分の事は棚に上げての同僚のミスなどあげつらい、爆笑しながら酒盃を重ねる。

忙しいとか激務だとか・・全く口にしないヤツ・・
"愚痴は自慢と同じ" を・・
常々、周りの人から感じて・・なんだかなぁと思っていたところなので、ちょっぴり感心する。
これは侮れないゾ。


互いの郷里なので、最近は何かと地元で共演する機会が増えた。
いいようなわるいような・・
本番でしかわからないshinの叙情の中に隠された技巧的な演奏に、すっかり遅れをとったと焦るこのごろ。

練習しかないな・・と・・心底思った日。



追記

翌日は雨だった。
駅まで送っていくわよと言ったのに・・
自家用車で東京の職場に帰るshin
ものすごいいでたちに・・笑いも引っ込んだ。

自家用車で・・



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2013年11月07日

陶器市へ

野菜屋の宴の後、市が立っている益子に向かう。
10数年ぶりの陶器市に、わくわく気分でハンドルを握る。



連休のさなかなので凄い人だった。


陶器市


陶器市3



これはトイレットの壁。
失敗作や割れた陶器を、土壁に埋めている。

益子トイレット








アタシの陶器市の楽しみ方は、
小さな露天のブースに作品を置く、名もない若手作陶家にある。

この日も、メインストリートから外れた小高い丘の一角に、テントが点在していた。
作品に気を取られて、写真を撮るのを忘れた(笑)

テントの中には志向を凝らした台が据えられ、作品がディスプレーされている。
「いらっしゃいませ」とも「ようこそ」とも言わず、
奥の折りたたみ椅子に腰掛けて、マグカップの飲み物をすすっている作家がほとんど。
何か質問をすると答えてはくれるが、売りたいというレーザー光線は出ていない(笑)
そんな風情が、アタシにはすごく心地よい。

一つ一つ作品を眺めていたら・・
「これ、二つ買うからまかんない?」との声がして振り向くと、
関西訛りの・・黒いスパッツに派手な上着、ごてごてイヤリングの化粧の濃い中年のオバサンだった。
茶碗を二つ、片手に、わしづかみして持ち上げていた。

しばしの沈黙があって・・
作家が値引き額を言うと、
そのオバサン・・茶碗をもう一つ左手に取って・・「もう一声!」と・・・

いやだなぁ・・こういう人・・


結局、テントを数件回り、
小皿2枚と、ちっちゃい片口、木のスプーン2本とバターナイフを買った。





町の中に、ひっそりと佇む藍染屋。

藍染め屋


暖簾やショール、ポシェットなど販売している。
藍染の座布団カバーを買おうと思って立ち寄ったが・・
あまりの高額に・・あきらめた。

藍染屋




4時間くらい歩きまわっただろうか・・(笑)

日が傾き、辺りが薄暗くなったころ・・目を見張る物に出会うことになる。





家に着いた時は、日も落ち、出しっぱなしの洗濯物は冷たくなっていた(汗)


買った物

小皿と片口
手のひらに乗るくらいの小さな陶器で、とっても気に入った。


豆皿&片口



このバターナイフの大きさに惚れた。材質は桜
真ん中のちっちゃ〜いスプーンは、なかなかない大きさと思うわ・・持つ所は小鳥の頭。
スパイス用にしようかな♪
下の細長いスプーンは、瓶詰めの海苔の佃煮などを掬うのに重宝だと思って購入。


木のもの




いつか西に行ったら、この目で見て買いたいと思っていたものに出会った。
豊岡の伝統工芸 "柳行李の弁当箱" が・・何故に益子に・・
ま、そんなことはどうでもいいが・・興奮したわ。

飯行李とも言うらしい。
ご飯をそのまま詰めても、くっつかないそうだ・・
で、早速、翌日の外仕事にお弁当を作って持って行った。

おかずは、小さなタッパーに詰めた。
本当に・・ご飯が美味しくて、くっつかない・・ハラリと剥がれるのに驚いた。
庭のハランは余計だったようだ。
今度からは、乗せるのは梅干だけにして、ご飯をそのまま詰めようっと♪

柳ごおりのお弁当










今夜は、塩味の煮込みラーメン鍋にしようと・・
土鍋に白菜を敷き詰め、
柚子の塩漬けを乗せ、
人参・玉葱を乗せ、
昆布水を少量張り、ストーブにかけたところ。




一雨毎に寒くなりますね・・
お風邪など召されませんようにお気をつけ下さいね。

at 19:16|PermalinkComments(8)

2013年10月22日

すうぷ運搬容器

知り合いから親しい友人になるきっかけに、食は大きなウエイトを占めると思う。

アタシの作ったものを美味しいと言ってくれる友達が二人出来た。
床屋の竜さんと、ガーデンショップのうさぎさん。
そして、二人ともアンティーク好きだ(笑)

まだウチにご招待したことはないが、
時々、ピザやパンなどお届けする。

うさぎさんにモッシュ・アワを持って行ったら、お口に合ったらしく、レシピを細かく聞かれた。
アタシは檸檬の塩漬けを使うが、すぐに調達できない食材なので、
それは省いて教えたのがいけなかったのか・・

忠実に作ったものの何かが違うと言っていた。

モッシュ・アワは頻繁に作るので、配達したいが・・
鍋を車に乗せて運ぶのが至難の業なのよね。
なにしろ山道でしょ・・どうやってもこぼれる(笑)

そんなわけで、アタシはずっと・・スープを運ぶ容器を探していた。



ついに見つけた。
アルミのミルクポットだが、大きさがイメージにぴったりだった。
くびれのないところが洗いやすいし、
なにしろ軽くて扱いやすい。
すごく古いものだが、とても綺麗で嬉しかった。
ミルクポットを持って、牧場に牛乳を買いに行った時代があったらしい。

ぽってりとしたフォルムに惹かれた。
古いアルミの・・なんとも不思議な質感。
槌目の表情がとても優しくて・・鈍い光を放っていた。

ミルクポット



居場所




そして・・

うさぎさんのお店まで、モッシュ・アワを出前した☆

彼女は、店の外で大きな寄せ植えの仕事をしていた。
すうぷポットをぶら下げたアタシに気が付いたうさぎさん、泥だらけの両手を八の字に広げ・・

「うわぁ〜素敵ぃ〜それってミルク缶でしょ?!どこで手に入れたの?素敵ぃ〜欲しい〜!!」
・・・と絶叫した(笑)
モッシュ・アワも、すごく喜んでくれた♪

こういう瞬間って、幸せ細胞が身体中を駆け巡る。


この人がうさぎさん。
障子1枚分くらいのキャンパスに描かれた、インパクトある大きな水彩画で、
お店の奥の壁面にある。
お友達の画家が描いてくれたらしい。
許可を得て、撮らせてもらった。

綺麗な人・・


兎さん







オヤジ晩酌

「ナポリタン&モッシュ・アワ」


ナポリタン



モッシュ・アワ



このメニューで安焼酎だなんて・・ちょっと寂しいかもね(爆)
しかし、レモングラス割りの焼酎、旨過ぎー♪

今夜は、ぐんと寒くなった。
庭のレモングラスもそろそろ終わりかなぁ・・

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